8-1.文武両道な彼女 ページ13
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学力テストの結果発表。
廊下には順位発表が張り出されていた。
「すごい!!A、また学年1位ね!」
「ほー、Aって頭良かったんだな」
「今度俺に数学教えてくれよ、Aちゃん」
『いつでも聞いてね』
「伊藤!京ちゃんがいるくせに抜け駆けしてんじゃねーよ!A、俺には全教科教えてくれ!」
「私にも!」
「真似すんなよな、理子のアホー」
三橋くんと理子ちゃんが言い合いを始めたけど、そんな2人のやりとりにも慣れ始めた今日この頃。
順位発表の結果に私は胸をなでおろした。
良かった…
これで相良くんと
「A、何かいいことあった?」
『えっ…』
「なんだかすっごく嬉しそうだから」
理子ちゃんの言葉に、自然と手が頬に触れる。
相良くんのこと考えてただけなんだけど…
私、どんな顔してるんだろう。
『テストの点が自己採点よりも良かったからかな』
「ほんとに〜?怪しいぞ」
『本当だよ』
テストの点が良かったから嬉しいのも嘘じゃない。
別に相良くんとのことを隠してるわけじゃないけど、共通の友達ってわけでもないから言わなくていいかなって…
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未亜(プロフ) - 青葉さん» 青葉さん、コメントありがとうございます!沢山のご指摘ありがとうございます。自分の中でもおかしいなと思った点については直させていただきました! (2019年8月12日 6時) (レス) id: 6167177232 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2019年8月9日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - 何度も続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 16-2.のここの台詞 『…でも、相良くんは他にはいないです』 これ正しくは相良くんの他にはではないんでしょうか? (2019年8月9日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 13-2のここの部分 突然の告白に後ずって壁に頭を打った私を、紅野くんが「大丈夫?」って心配そうに頭を撫でる。 これ正しくは後ずさってではないんでしょうか? (2019年8月9日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - また続けてのコメントですみません...。 これ正しくは誤魔化すために買ってきたではないんでしょうか? (2019年8月9日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未亜 | 作成日時:2019年1月6日 9時