#72 ページ36
「おかえり、じじぃは何て?」
「ああうん、私へのお供えモノだってさぁ」
「マジで?お前本当に神様だったんだ。」
「お姉さん凄ぉい!」
帰宅するなり、二人を抱きしめながら報告をす済ませる。
ああ、あったかい。ほっぺ柔らかい、可愛い。
総悟も抵抗しなくなったし、着実に距離は縮まっている筈!
目指せ、お姉ちゃん呼びっ!
<解、総悟はAに気を許したのではなく、抵抗してもムダと諦めただけかと思われます。>
…うるさいっ
「お姉さん、お姉さん!じゃあ、この甘いお塩使って美味しいの作ってくれるの?」
「お砂糖ね、もちろんだよ。」
そう、なんと供え物の中に白砂糖が入ってたのだ!
しかも何故か大量に。
もう食べられないかと思ってた甘味に思わず涙ぐんじゃったね。
「…そのまま舐めても美味しいのに。」
「まぁ、そう言わないでお姉さんに任せな。」
**
〜本日のおやつ〜
・卵と牛乳、砂糖だけで作る簡単プリンもどき。
まずはカラメルソース。
鉄鍋に少量の水を入れて暖め、お湯になったところで砂糖とお湯が2:1になるよにイン。で茶色くなるまで放置。
“のんファー”を起動してバターシェイカーにスマホを変形。
中に卵と牛乳、最後に砂糖を入れてスイッチオン。
いい感じにトロトロに混ざったら、冷めたカラメルソースを入れた鍋に生地を追加。
からの固まるまで熱を加える。
固まったら冷蔵庫へ入れたいところだけど、ないので数時間放置。
→完成。
結果、鉄鍋サイズの巨大プリンもどきが完成。
途中、総悟が摘まみ食いしたそうだったのが可愛くて仕方なかった。
大きなプリンもどきは少しづつ小皿に取り分けて、仲良く食べた。
凄いよ、まだまだ残ってる。
顔を綻ばせてプリンを頬張る二人が可愛い過ぎて、私のも献上したくなった。
それを我慢した私は偉い。
甘いものは虫歯になりやすいからね。
うーん。私達だけがこの幸せを味わうのは村人の皆様に申し訳ないなぁ。
砂糖もたくさん残ってるし……よし。この幸せのお裾分けをしよう。
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光希(プロフ) - ひよこまめさん» wwあら、そんな裏設定があったんですかw覚えときますねw (2016年12月26日 15時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこまめ(プロフ) - 光希さん» いやっ!古事記を残した人が見たのは、アマテラス様の「コスプレして?」というおねだりによって女装していたツクヨミ様だったんです。ちなみに、スサノオさんは地上の嫁さんが大好き過ぎてあまり帰ってきません。 (2016年12月26日 15時) (レス) id: 845d9be9cf (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ひよこまめさん» うふふ〜古事記には姉弟とあって、スサノオが弟ですよ〜笑 (2016年12月25日 21時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこまめ(プロフ) - 光希さん» なんだと。………いや!違う!きっと男なんです!(必死) (2016年12月25日 21時) (レス) id: 845d9be9cf (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - すみません、月読は女ですよ← (2016年12月25日 20時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこまめ | 作成日時:2015年12月12日 16時