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☆日高光啓と西島隆弘と末吉秀太(高校) 3 ページ34

日高side

西島との約束はそっちのけで、2人で末吉のあとを追っている。

一度も振り返ることなく歩いているので、恐らくバレてはいないだろう。

西「これ、バレたら殺されるかもな。」

「2対1なら俺らの勝ちだよ。」

西「いや、俺は無理やり連れてこられたから末吉派だ。2対1で俺と末吉の勝ちだ。」

「えっ。」

なんて会話をコソコソしながら歩いていると、前方の末吉がいきなり立ち止まる。

咄嗟に電信柱に隠れる俺と西島。

すかさず顔だけをのぞかせ様子をうかがうと、末吉は周りをキョロキョロ見回したのち裏道へと入っていった。

西「裏道で誰かと待ち合わせしてるのか?」

「おそらくな。」

俺らもこっそり裏道へと入っていく。

裏道を数十メートル行ったあたりでいきなり末吉の足が止まったため、俺らは焦って隠れられそうなところに隠れる。

もう張りこみ捜査以外の何物でもない笑

ニャー

末「・・・。」

末吉の前に猫が現れた。

末吉は擦り寄ってくる猫をじーっと見つめている。

それを見て、何故かほっこりする俺と西島。

じーっと見つめたり撫でたり抱っこしたりすること10分が経過。

西「なーんだ、猫に会いに来ただけかよ。」

「そうみたいだなー。あの電話とは何の関係もなさそうだ。」

西「まだ時間あるし、CDショップ行こーぜ。」

「おー。」

俺らはその場を離れ、CDショップへと向かった。

------------------------------

CDショップでは、西島のお目当てのものは買えたらしく、帰りにファミレスで飯を食おうという話になった。

CDショップを出ると、いきなり西島が立ち止まる。

「いって。」

俺はスマホをいじりながら西島の後ろを歩いていたため、ぶつかってしまった。


西「おい、あれ・・・。」

「あ?」

西島の視線の先には・・・

「嘘だろ?」

手を繋いで歩く末吉と、知らない少女の姿。

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みいこ(プロフ) - るかさん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります(´∀`) (2018年7月28日 23時) (レス) id: 3c08063f47 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - 続きが気になります(>_<) (2018年7月27日 23時) (レス) id: 6badf4d709 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - くるみんさん» コメントありがとうございます!ショタ真気に入ってくれて嬉しいです(´∀`)応援ありがとうございます! (2018年4月3日 20時) (レス) id: 3c08063f47 (このIDを非表示/違反報告)
くるみん(プロフ) - いや、ちょ、幼少期の真司郎可愛すぎですか(((誰やねんじぶんって可愛すぎてちょっとほんとにキュン死します!まじで可愛すぎて食べたくなr((殴 これからも頑張ってください!! (2018年4月2日 22時) (レス) id: 49019fad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みいこ | 作成日時:2018年1月9日 18時

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