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13.日常 ページ15

ピピピピッ

「うわーん・・・。早起きだぁ。」

目覚まし時計にいつもより1時間早く起こされる私。

今日から早起きして真ちゃんと一緒に学校行くんだった。

学校行けなくなるのは嫌だからちゃんと起きないと。

「おはよー。」

直「え!?めっちゃ早起き!どうした!」

着替えてリビングに降りて行くと既に制服姿のお兄ちゃんが朝ごはんを食べていた。

「今日から真ちゃんの週番が終わるまで私も早起きして学校行くの。」

直「真司郎の週番の付き合いかよ!笑 お兄ちゃんが一緒に行ってやろうか?」

「ん!?大丈夫だよお兄ちゃん!真ちゃんがいるから!」

一瞬ドキッとした。

前、親子って間違われたからあんまり並んで歩きたくないんだよね笑

お兄ちゃん可哀想だし笑

直「そっか泣」

なんか寂しそう笑

3人で行くのも一つの手だけど、出る時間が違うからなぁ。

直「じゃあ俺先に行くな!変な奴に気をつけて来いよ!」

変なやつ?笑

よくわからない笑

「行ってらっしゃい!」

お母さんは今日早番のお仕事だから既に家にはおらず、いるのは私1人となった。

直「杏奈ー!真司郎!」

玄関から聞こえてくる声とともに、お兄ちゃんと入れ替わりで真ちゃんがリビングに入ってきた。

「真ちゃん!?早すぎない!?」

真「杏奈を起こさな思って早く来たけど、起きてたな笑」

「起きてるよ!目覚まし時計が起こしてくれた!」

真「それは良かったな笑」

真ちゃんをよそに、ご飯と惣菜と温め直したお味噌汁を食べる私。

「・・・笑」

目の前から視線を感じる。

「真ちゃんどうしたの?笑」

真「いやぁ、相変わらず美味しそうに食うなぁ思って笑」

向かい合わせに座って、食べてる姿を真ちゃんに見つめられるのはいつものことなんだけどね笑

真「あ。」

突然それだけ言うと、私の口元に手を伸ばし、

真「ついてた。」

と言ってご飯粒を自分の口に入れる。

「真ちゃん、お腹すいてるの?」

真「ちゃうわ笑 朝ごはん食べてきたし笑 でもくれるならもらう笑」

「お味噌汁飲む?」

真「まじ?やった。杏奈ママが作るお味噌汁めっちゃ美味しいんよね。」

「そうかな?いつも食べてるからわからないけど笑 真ちゃんもうちの子だったら良かったのにね!」

真「・・・せやな。そのうち浦田家の子になるわ!」

その真ちゃんの言葉をあまり深く考えずに微笑んだ私。

真ちゃんが迎えに来て、私がぐずって、結局一緒にご飯を食べる。

これが、真ちゃんとの日課。

14.いつもと変わらない朝のはず 與side→←12.チャラ男の決意 日高side



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みいこ(プロフ) - るかさん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります(´∀`) (2018年7月28日 23時) (レス) id: 3c08063f47 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - 続きが気になります(>_<) (2018年7月27日 23時) (レス) id: 6badf4d709 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - くるみんさん» コメントありがとうございます!ショタ真気に入ってくれて嬉しいです(´∀`)応援ありがとうございます! (2018年4月3日 20時) (レス) id: 3c08063f47 (このIDを非表示/違反報告)
くるみん(プロフ) - いや、ちょ、幼少期の真司郎可愛すぎですか(((誰やねんじぶんって可愛すぎてちょっとほんとにキュン死します!まじで可愛すぎて食べたくなr((殴 これからも頑張ってください!! (2018年4月2日 22時) (レス) id: 49019fad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みいこ | 作成日時:2018年1月9日 18時

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