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25日高side ページ28

ゆなに励まされ、少し元気が出た気がする。

俺は俺なりに千晃に愛を注げばいいんだ。

いつかまた、俺だけを見てくれるようになると信じて。

しばらくの沈黙のあと、歌う順番はゆなへ。

最初は少し恥ずかしそうにしていたが、何を決意したのか、1つ深呼吸をして歌い出した。

ゆな「〜♪」

・・・すごい、上手い。

なんか、プロ並み。

芸能界、こういう子を見落とすとは・・・。

つか、ゆなもオーディションとか受ければいいのに。

その顔、そのスタイル、その歌声。

勿体無いなぁ。

AAAにほしいくらいだ←

歌い終わったゆなはふぅっと息をつく。

思わず拍手してしまった。

上手いと褒めたが相変わらずのすまし顔。

その後、SKY-HIとしてもソロ活動していることを話した。

4時間ほど歌い倒し、カラオケボックスでご飯を食べ、カラオケを出ると、時刻は9時を回ろうとしていた。

「ごめんな。だいぶ遅くなったな。」

ゆな「大丈夫ですよ。」

「親御さん、心配するやろ。家まで送るよ。」

その途端、ゆなの表情が一瞬険しくなったがすぐ戻る。

ゆな「大丈夫です。昔から心配なんてされてませんでしたし。1人で帰れますよ。」

その時俺は、信頼されてるんろうなと、変な解釈をしていた。

「いや、送らせて。こんな時間まで付き合わせてしまったの俺だから。」

割と真剣に言うと、じゃあお願いしますとの返事があった。

ゆな「もしかしたら私寝ちゃうかもしれないので、カーナビに住所入れててもいいですか?」

あくびで涙が出たのか、目をこすっているゆな。

今日、だいぶ歩いたもんな。

「いいよー。着いたら起こすから寝とき。」

ゆな「すみません、おやすみなさい。」

そして、ものの数分でゆなは寝てしまった。

普段は大人っぽく気取ってても、寝顔はまだまだ子供だ。

「・・・可愛い。」

何言ってんだろ俺。

気を取り直すために自分の頬をペちっと叩き、ルート案内の音量を小さくし、目的地であるゆなの家へ向かうのだった。

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作品ジャンル:恋愛
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みさ(プロフ) - ぽめ子さん» ありがとうございます!復活次第また更新しますね(^ ^) (2018年1月25日 13時) (レス) id: 3c08063f47 (このIDを非表示/違反報告)
ぽめ子(プロフ) - お大事になさってくださいね! (2018年1月25日 2時) (レス) id: 3e30a0d9b6 (このIDを非表示/違反報告)
美沙希(プロフ) - 、さん» 1つ学びました。ご指摘ありがとうございます。 (2018年1月6日 21時) (レス) id: 3c08063f47 (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外して下さい違反行為ですルールくらいしっかり理解の上作品作って下さい (2018年1月6日 21時) (レス) id: da0ca2451d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みいこ | 作成日時:2018年1月5日 12時

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