【テニプリ】ぼくらはきみに夢中なんです part2！

鶴の一声？ ページ49

のぼせてきてぼーっとする頭を
ぐるぐると動かしていると





手塚「俺は先に出るぞ。」



越前「あ、じゃあ俺も行くっス。」



芥川「俺も眠くなってきたからもう出る〜。」



幸村「ああ、分かった。」









会話の様子からして、
手塚とリョーマとジロちゃんは温泉を出たみたい。




残るは幸村と赤也か・・・。









くそう！

よりにもよって厄介な奴が残るなんて(残念)





その時、一瞬頭がくらっとして、
体が倒れそうになるのを堪えてしまい、
バシャっと音を立てて動いてしまった。





『(あ・・・ヤバ・・・)』






切原「ん？なんかあっちの方から音がしなかったっスか？」



幸村「え？そう？」



切原「しましたよ！俺たち以外は入ってる奴いないはずなのに・・・動物っスかね！？」



幸村「・・・・。」









や、やばい。



完璧に気づかれてる・・・。




冷や汗がたらりと首筋を伝っていく。









切原「俺、ちょっと見てきます！」




『(げっ！！？)』








ま、まじで！？



あ、赤也くん！？




まじでこっち来ちゃう！？




ど、どどどどどうしよ・・・！！！







大ピンチの状況に
混乱して焦っていると鶴の一声がかかる。








幸村「・・・あ、そういえば。真田が赤也に大事な用事があるって言ってたよ。はやく行った方がいいかもね。」




切原「え"っまじっスか！！？や、やばい！俺今すぐ真田副部長んとこ行ってきます！！！」




幸村「うん、いってらっしゃい」






『・・・・・。』









た、助かったあああ・・・。









安心している美姫であったが、

ここさらに事件がおきることになる。









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