魔王様とお付き合い 30 ページ30
無事に買い出しも終わり、幸村くんと学校へと戻った。
幸い、みんな準備に忙しかったらしく、
私と幸村くんが2人で買い出しに行ったことは
気づかれていない。
幸村「じゃ、俺はこのまま職員室に用があるから、Aは先に教室の中に入っててくれる？」
『うん、わかった。じゃあ、また後でね！』
幸村「あ、そうだ。ねぇ、今日も一緒に帰らない？送ってく。」
『え、いいの！？』
幸村「いいもなにも、俺がAと帰りたいだけ。」
『っ、じゃ、じゃあ、よろしくお願い致しマス・・・ッッ！！』
幸村「うん。じゃあ、また後でね」
幸村くんはそう言うといつものスマイルを振りまいて行ってしまった。
今日も一緒に帰れる・・・っ！
嬉しいけど、まだ慣れないなー。
きっと幸村くんは私と一緒にいて
緊張とかしないんだろうなー。
なんて1人でぼーっと考えていると
友達に後ろから声をかけられた
友達「みーちゃった。相変わらずラブラブだね〜」
『ぉわ！？びっくりしたー！』
友達「ぉわって・・・。もう少し女の子らしく驚こうよ。」
しょうがないじゃん！
どうせ、こーゆうリアクションしか
出来ませんよ！！
友達「話聞こえちゃったんだけど、今日も幸村くんと一緒に帰るのね。ほんと、幸村くんもAにベタ惚れって感じだよね」
『えっ！幸村くんが私に！？いやいやいや、それを言うなら逆でしょう！？』
友達「そんなことないと思うけど。(分かってないなー、Aは。」
幸村くんが私にベタ惚れなわけないじゃん！
そりゃ、いろいろと優しくしてもらってるけど
そこまで思ってしまうのはおこがましいというか、
図々しいと思う・・・！！
そんな会話を友達としていれば、
近くにいた女子達に話を聞かれてしまっていた。
女子A「聞いた？幸村くんがあの子にベタ惚れだって」
女子B「あははっ！ナイナイ！ありえないし！」
女子C「だよね〜。どうせそのうちあの子は幸村くんに捨てられるってみんな言ってるしねー！」
女子A「そうそう！だってこの間幸村くんがテニス部の人に、Aちゃんのこと無理って言ってたんだってー！！」
女子B「え、まじ！？じゃあ、そのうち捨てられるのは確実だね！！」
女子「それを知らずにいるなんてある意味カワイソウな子だねー」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 387人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琴月(プロフ) - 実南さん» そ、そんなことを言って頂ける日がくるなんてっ・・・！嬉しすぎます、ありがとうございます！！(感涙) 更新に偏りがありますが、頑張ります！★ もし描きましたら是非拝見させて頂きますねっ^^☆ (2018年5月23日 18時) (
レス) id: 7d5899480d (このIDを非表示/違反報告)
実南 - 連載、お疲れ様です！そして、この作品を作ってくださり、ありがとうございます。尊敬の比に値します！これからも、頑張ってください！ 私も書いてみようかなぁ… (2018年5月20日 22時) (レス) id: 5f05d3036e (このIDを非表示/違反報告)
琴月(プロフ) - ももちさん» わあっありがとうございます！！お待たせいたしました・・・！！これからもニヤニヤしてるお話を書けるように頑張ります！！★ (2018年4月23日 11時) (レス) id: 7d5899480d (このIDを非表示/違反報告)
琴月(プロフ) - のら猫さん» 本当に、お待たせしてすみません・・・！なのに楽しみに待っていただけたなんて、嬉しすぎます！！(感涙) リクはまたの機会でもお待ちしてますよ^^★はい、更新頑張ります！！ありがとうございます！！ (2018年4月23日 11時) (レス) id: 7d5899480d (このIDを非表示/違反報告)
ももち - この時を待ってましたよーっ！おめでとうございます！いつもニヤニヤしながら読んでます！続き期待してます！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: 2de6e8f809 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琴月 | 作成日時：2018年4月21日 11時
