魔王様とお付き合い 13 ページ13
幸村「あ、そうだ。送っていくから一緒に帰ろうか。待っててくれる？」
『え、でもお嬢さん達(ギャラリーの方々)がたぶん・・・(小声)』
幸村「ん？なにか用事？」
『いえ！大丈夫っス！帰れるっス！』
幸村「良かった。終わったらすぐ迎えに来るよ」
『イエッサー！』
なんとなく断れないような空気を察知し、
つい了解してしまった。
幸村くんのおかげで
手を出されることは全然ないんだけど、
こうやってたまに言葉のナイフが
飛んでくる。
そして私のメンタルを削っていく。
気にしたら負けってのは分かってるけど、
まだやっぱりこの状況になれない。
『(今日一緒に帰ったら、また色々と言われるんだろうなぁ・・・)』
なんて思うと、つい
盛大なため息が出てしまった。
すると、ギャラリーの中の
数人の女の子達が話しかけて来た
女子A「幸村くんと付き合ってるくせに、ため息なんて何様のつもり？」
『え』
女子B「しかもなんで急にテニス部の見学なんて来てんのよ」
『え』
女子C「まさか、他のテニス部にも手を出すつもりじゃないでしょうね？」
『え』
女子A「それ、まじ最低。」
『え、ちょ、私、別にそんなつもりじゃ・・・。ため息も別にそんな意味でしたわけじゃなくてですね・・・っ』
てか、
ため息の原因はあなた達ですから！
私のこと放っておいてくれれば、
べつにため息は出ませんから！
あなた達が私の悪口を
散々言うから溜息でちゃうんでしょうがぁ！！！
↑(と思っててもやっぱり怖くて言えない)
『あ、あの、私はあっちの隅っこで見てるんで、どうぞお構いなく・・・』
それだけ言うと私はさっさと
目立たない隅っこに行き
体育座りになって見ることにした。
↑(悲しい奴)
『(まさかあんな風に言われるとは・・・。幸村くんと付き合うって大変なことなんだって実感したわ・・・)』
私にとっては初めての彼氏が幸村くん。
今まで誰ともお付き合いしたことないから
お付き合いがどういうものか
まだよく分かってはいないけど、
きっと幸村くんがこんなに有名な人じゃなかったら、
こんな風に言われることもないし、
人前でも普通に堂々と
隣に入れるんだろうな・・・・
そんなことを1人で
考えてしまっていた。
.
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琴月(プロフ) - 実南さん» そ、そんなことを言って頂ける日がくるなんてっ・・・！嬉しすぎます、ありがとうございます！！(感涙) 更新に偏りがありますが、頑張ります！★ もし描きましたら是非拝見させて頂きますねっ^^☆ (2018年5月23日 18時) (
レス) id: 7d5899480d (このIDを非表示/違反報告)
実南 - 連載、お疲れ様です！そして、この作品を作ってくださり、ありがとうございます。尊敬の比に値します！これからも、頑張ってください！ 私も書いてみようかなぁ… (2018年5月20日 22時) (レス) id: 5f05d3036e (このIDを非表示/違反報告)
琴月(プロフ) - ももちさん» わあっありがとうございます！！お待たせいたしました・・・！！これからもニヤニヤしてるお話を書けるように頑張ります！！★ (2018年4月23日 11時) (レス) id: 7d5899480d (このIDを非表示/違反報告)
琴月(プロフ) - のら猫さん» 本当に、お待たせしてすみません・・・！なのに楽しみに待っていただけたなんて、嬉しすぎます！！(感涙) リクはまたの機会でもお待ちしてますよ^^★はい、更新頑張ります！！ありがとうございます！！ (2018年4月23日 11時) (レス) id: 7d5899480d (このIDを非表示/違反報告)
ももち - この時を待ってましたよーっ！おめでとうございます！いつもニヤニヤしながら読んでます！続き期待してます！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: 2de6e8f809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴月 | 作成日時：2018年4月21日 11時
