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ひとしきり泣き終わるまで、大吾は何も言わなかった。
｢ごめ、…もう、大丈夫だから、いきなり泣いて、ごめん｣
｢全然、大丈夫です……理由、聞いてもいいですか、｣
｢実は、、｣
.
｢え？それ、本当に言ってるんですか？だって結構長い間…｣
｢うん、五年付き合ったよ、｣
｢…最低、ですね｣
｢うん、本当にね……そんな男だって見抜けなかった私も最悪だけど、｣
｢…でも、僕にとってはチャンスですけどね｣
｢え？｣
｢僕ね、Aさんの事好きなんで｣
｢そ、そうなの…？｣
｢これからガンガンアプローチしてくんで｣
ちょっと待って、話が急展開過ぎる。
大吾が私のことを好き…？
｢僕だったらAさんのこと絶対泣かせないですし、ていうか僕ら五年以上の付き合いですし、僕ね、結構前から好きだったんですよ、どこが好きか言いましょうか？｣
｢待っ、待って待って！！｣
｢…？｣
｢本気で言ってんの？？｣
｢え、はい｣
｢嘘でしょ……ちょ、｣
大吾が私の左手を手に取って…
軽く、口付けした。
｢ちょっと……｣
｢キザ過ぎましたかね？…まぁ、そういうことなんで｣
涼しい顔して、今度は立ち上がって私に手を差し伸べる。
｢帰りましょ、送りますよ｣
｢いや、、いいよ、近いし…｣
｢だから、僕、Aさんのこと好きなんで、送ります｣
｢なんなのそれ……｣
｢そのまんまの意味です｣
こんなの大吾じゃない、ていうかつい数時間前までどん底にいるような気持ちだったのに。意味わかんない。
｢Aさん、好きですよ｣
意味わかんないよ…
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ちゃむ(プロフ) - みみさん» うわあああ…どっちもきゅんきゅん過ぎました！！！ありがとうございます！！！！！ (2022年1月22日 10時) (
レス) id: fbaaa02cac (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - ちゃむさん» 初めまして！リクエストありがとうございます！両方書かせて頂きますね(^ ^) (2022年1月20日 1時) (レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - 初めまして！鈍感な秋定さんのために勇気を出す低身長後輩夢主のお話と、子供っぽい後輩夢主に呆れるせめる。さんのお話、どちらも書いていただけたら嬉しいです！無理そうだったら書きやすい方でお願いします！ (2022年1月19日 9時) (レス) id: fbaaa02cac (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - 大丈夫です！ありがとうございますm(*_ _)m (2022年1月13日 3時) (レス) id: 1fece32f94 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - たまみさん» はじめまして！ありがとうございます(^^)また書きますね！ (2022年1月11日 9時) (レス) id: 14fb495496 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみ | 作成日時：2022年1月1日 23時
