29話 ページ30
拗ねてぷくっと膨らませたほっぺを、風船が割れたかのように急にスっと口角を落としたらっだぁさん
下から覗き込んで、睨むかのようにこちらをみる
まるで私以外が来ることを拒むかのように。
『あー、、優ちゃんっていうんですけど、知りません？
私と同じクラスで、可愛いって有名な、、』
rd「俺、あのクラスで興味あるのAちゃんしかいないけど」
若干食い気味で返された
うーん。どうにか、今私になぜか向いている対象たちの意識をヒロインちゃんにとばしたい
『な、なにか奢るんで、、！』
rd「俺、別にお金に困ってないよ？むしろ奢れるぐらい」
『ならぱしりでもいいですし』
rd「そんなことAちゃんにはさせないよ？」
ニコニコと、貼っつけただけみたいな笑顔で答えるらっだぁさんは、ちょっとこわい。
、、、このままじゃ拉致があかない。
あんまりこの手は使いたくなかったけどしょうがない
『じゃ、じゃあ
私に出来ることなら、なんでも、、するので
どうしても、だめですか。』
死んだ目にどうにかハイライトを入れ、らっだぁさんを覗き込む
さっきまで、にこにこ笑っていたけれども目は合っていた私たち。
それなのに、突然ばっと目を逸らされただけでなく、らっだぁさんはそっぽをむいてしまった
あら、なにか地雷踏んじゃったかな、、
オロオロと、そっぽを向いたらっだぁさんの周りをちょこまかする。
すると突然、らっだぁさんの胸元がドアップに私の目に映る
そしてまっくら
伝わる体温、腰に回った腕、耳元で聞こえる
そしていい匂い
すぐに理解した。
これは抱きつかれてるのだと
『は、？、！へぁ！？！？』
rd「、、はぁ、Aちゃんさぁ、、、
なんでもするとか、そんな簡単に他人に言ってるの。
心配になっちゃうんだけど」
『え？いや、あの、え、えと、、、
う、ぅわぁぁぁ！！！』
訳が分からなくなって硬い胸元をぐっと押す。
しかし動かない。
この男、 動かない
力強すぎる
そしてお忘れだろうか？
ここが教室の前だと
______
お久しぶりです。白鈴です。
更新さぼっててすみません。これだけの方にお気に入りに入れてもらったのにも関わらずずっと放置してました。
ほんとに更新が遅いのでたまに通知がくるのが嫌になったらお気に入りを外していただいて構いません。
これから亀更新ですがなんとか続けたいと思います。
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白鈴(プロフ) - ビー玉さんありがとうございます🙇ぶっ刺せてよかったです😉 (2022年11月13日 1時) (
レス) @page29 id: b2dc72bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉 - シチュが最高すぎる()好みに刺さりました！(ブッ刺さりです)更新頑張ってください！(無理しないでね) (2022年11月13日 0時) (レス) @page30 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - 赫月さんありがとうございます💕今更ですが更新しました🙌よければ見ていってください😌💗 (2022年11月7日 21時) (レス) id: b2dc72bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
赫月(プロフ) - うぁぁぁぁ!!!最高!!!この作品めっちゃ好き!!!絶対に1日に1回は読んでる!!!更新楽しみ!!!頑張ってください!!! (2022年10月20日 19時) (レス) id: 1c1792c63d (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - 宮 村。 さんありがとうございます！！更新頑張りますね〜！最近できてなくてほんとに申し訳ないです、、時間がある時に更新します！ (2022年7月11日 19時) (レス) id: b2dc72bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鈴 | 作成日時：2022年6月3日 0時
