【完結済】同期が猫耳生やして帰ってきた。【呪術廻戦】 (ページ8)

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猫が七匹ページ8

『つーかさ、オマエなんでそんな尻尾ピーンってなって先っちょ曲がってんの？』

ずっと気になってた謎。
五条の尻尾が先っちょだけ曲がってる。なんなんだこれ。
癖にしてはおかしい気する。

「んぁ？俺は知らねー」

『仮にもオマエの身体だぞ』

「うっせ」

すると、私達の会話を聞いていた夏油が、携帯を取り出して調べ始めた。

少ししてから、「ああ、コレか。」と薄く笑った。

『？何々、教えてよ』

「ふふ、相手を馬鹿にしてるって意味だって」

『はぁ！？』

なんだと。
五条オマエ藁人形で打ち付けてやろうか。

グフッとその顔から出るのかってくらい汚い笑い声を出した五条。

「ブハッ俺無意識的によくやった。マジ自分のこと褒め称えるわ」

『◯ねヤリ◯ン』

「こらA、女子がそんなこと言っちゃいけません」

中指ぶったてて言ったら、夏油に子を叱られるように言われた。
夏油ママさすがって言いたいところだけど火つけたのはオマエだよな？？

ガララッと音をたてて、硝子が教室に戻ってきた。

「ん？夏油それ見してよ」

「おや硝子。」

ほら、と夏油が硝子に携帯を見せると、硝子が「アレ調べたんだ。言ったの？」と夏油に聞いた。

「まあね。」

「…ああ、そういうことね」

状況を見てなにかを理解したのか、硝子は頷いた。

『五条オマエに非モテ期がくる呪(まじな)いかけてやるよ、ちょっとこっち来いや』

「じゃあ俺もオマエに呪(のろ)いかけてやるよ。かかってこいや」

――――――

「夏油、アンタも嘘言うようになるなんて。穢れたね〜」

「いいや？私はただ、こんなことで自覚させるのはつまんないと思っただけだよ」

「性格悪ー」

「君もバラさないってことは、共犯だろ？」

「まあね。」

猫が尻尾をピンとさせ、先だけ曲がっている時

猫は尻尾の付け根をふわっと膨らませほんの少し震えさせることで、幸せや喜びを表現している。
幸せや喜びを表すその時、尻尾は上にピンと立てて、先を少し曲げる。