ねーちゃん ページ5
『ん・・・?』
私はどれだけ眠っていたのだろう
いつの間にか両側にあった温もりはなかった
『っっ!!蘭っ!竜胆っ!!』
まさか、あいつらが______________
慌てて寝室から出たが、要らぬ心配だった
「あ!ねーちゃんおはよ!!」
「姉ちゃん!!おはよう!!」
2人が私に気づいて抱きついてきた
「あのね!今日は俺らがさあご飯作ったんだ!!」
「兄ちゃん!ほとんど何にもしてないじゃん!」
「ちょっとは手伝ったじゃん!」
プチ喧嘩をし始める2人を私は止めた
『こーら、喧嘩しないで。2人とも作ってくれてありがとね』
そう言って2人の頭を撫でた
2人は恥ずかしそうに、でも、嬉しそうに体をよじらせて、撫で撫でをねだってきた
そんな2人を何不自由なく育てていくため、これからは、バイトを増やそうと思った
______________『あ"あ"・・・・・・疲れた』
私はまだギリギリ学生17歳!そう!バイトがギリギリできない歳なのだ!
だから六本木から駅で渋谷まで来ていた
今は夕方6時半。早く帰らないと蘭と竜胆がうるさい。最近遅いよ!とか、早く帰ってきてよ・・・って涙目で言われるので流石の私も早く帰るようにしている。
『にしても、あの店駅から遠くない?もうちょっと近いところがよかった・・・・・・』
まあ、今の店仕事も楽しいし、店長は優しいから相談しやすい。弟達との会話に役立つし
なんて考えていた
「オイ、テメー!!」
「何俺らのシマにはいってきてんだよー!?あ"?」
『いやあ、でもなぁ〜』
「っっ!お前!聞いてんのか!?」
『あ、私ですか?』
「お前以外誰がいるんだよ!!」
『あ、なんか空中にでも話しかけてる変な人かと思ってました!すいませんねぇー!』
「!?!!てめぇ!!女だからって容赦しねーぞ!!!」
そのうちの1人が殴りにかかってくる
『よゆー』
私はそいつの拳を避けて鳩尾に1発入れた
「「「は?」」」
そいつと一緒にいた奴らはみんなポカンとして動かなかったので、今さっきの勢いで全員ぶっ飛ばした
『はぁーーー!なんで疲れている時に来るかなぁー!!!!』
流石に道路の真ん中に放置はやばいので端っこに寄せた。
『早よ帰ろ』
「ねえ、おねーさん」
『あーも!!次は何!!』
イラつきながら振り返る
そこには弟達よりは年下と思われる男の子がいた
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夜月(プロフ) - 零さんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年8月27日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - すぅぅぅーはぁぁぁ、、、好きです!続き楽しみにしてます!! (2021年8月25日 21時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
白虎 - イメージ画像好きです! 頑張って下さい!! (2021年8月23日 14時) (レス) id: f661112be3 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - あおですさん» 可愛いなんて・・・・・・ありがとうございます!! (2021年8月19日 20時) (レス) id: b710239365 (このIDを非表示/違反報告)
あおです - めちゃくちゃ可愛い( 〃▽〃) (2021年8月19日 19時) (レス) id: 012260678e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2021年8月8日 12時