俺らのねーちゃん、ちょーサイキョー【東リベ】

ねーちゃん　番外編 ページ19

《好き嫌い》
灰谷兄弟、8歳
ねーちゃん、15歳

「やーだ！！ぴーまんきらい！！」

竜胆が駄々をこねた


『ちょ、竜胆！ちゃんと食べないと大きくなれないよ！！』

「別にいいもん！！大きくならなくたって！」

これは困った。竜胆は結構好き嫌いが多い。そのおかげで料理のレパートリーがどんどん減ってきている。



『どーしよ、、、』
「ねーちゃーん！」


竜胆の隣に座って人参を残している蘭が私を呼んだ


『はーい、蘭。何？』
「ねーちゃん、食べさせてー！」
『え？君たち、もう小2じゃない？』
「んぅ！もう！あーんしてよー！」


仕方ないなぁ、と言いながら蘭にあーんしてあげたら竜胆もあーんをせがんできた。




2人が結局食べてくれたのでねーちゃんは嬉しいです






《抱っこ》
灰谷兄弟、6歳
ねーちゃん、13歳


「ねーちゃん、ねーちゃん！」
『どーした、蘭』
「抱っこして！」
『まじ？出来るかなー』


そう言いながら蘭を抱っこしてみる


『うおっ、と。蘭おっきくなったねー』
「えへへ〜、ねーちゃんに抱っこしてもらうのすきー！」


そう言いながら私の首に手を回してしっかり抱きついてくる。
軽く天使




すると近くで見ていた竜胆が目に涙を溜めて、



「俺も抱っこ〜！！」
って言いながら突っ込んできた。




流石の私でも支えきれなかった。









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零です

番外編をちょっと書いてみました。

こんな感じでいこうかなと思っています。

リクエストも一応受け付けてはいます。

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