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校門を出ると、手首ではなく自然と手を繋がれた。
目黒くんは私のカバンも持ったまま。
「目黒くん、カバン」
目「ん、あ、…ごめんいろいろ勝手に」
「ううん、ちょっと嬉しかった。
私のことも目黒くんが運んでくれたんでしょ？ありがとう」
「…ん」
目黒くんの横顔が赤いのは夕日のせいってことにしておこう。
目黒くんとのこのもどかしい距離が恥ずかしいような…ちょっとくすぐったい。
青春ってこういうことなのかなって
私が目黒くんのこと本気になれば、の話だけど。
.
目「なんかさ、ほっとけないんだよ…Aちゃん」
「…え？」
目「自然と目で追っちゃうんだよ」
目「最初は、ただ照くんとかしょっぴーと話してるあの子いいなって思ってただけなんだけど。
で、照くん通じて知り合って…目で追うようになってた。
そしたら…こいつ全然笑えてないなって。
自分の思ってること押し殺してるんじゃねぇのかなって…
自分のこと犠牲にしてるっていうか…いつも周りに合わせて……
だから…俺が救ってあげること…
「目黒くん」
そこまで言われたら…そのあとに続く言葉は何となくわかる。
だったら私は…
．
「それ以上、聴きたくない」
．
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エマりん - 友達になりませんか？ (2020年2月1日 16時) (
レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
mimijw16(プロフ) - みゅーさん» 初めまして！コメントありがとうございます(^-^)そう言って貰えて光栄です…！ (2020年2月1日 16時) (レス) id: b36e1c89e3 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー - はじめまして！ずっと楽しく見させてもらってます！作者様天才ですね(笑)こんなに読みやすい作品久しぶりですよ〜！超絶応援するんで頑張ってください！！！ (2020年1月28日 18時) (レス) id: 0c69e4b9a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず | 作成日時：2020年1月12日 9時
