プリンセスの秘密【Snow Man】 (ページ43)

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「ふー…神ちゃん。面倒みが良くて、アクロバット教えてくれて…演技のこととかも…料理も…礼儀とかも…大事なことは全部神ちゃんが教えてくれたね。ありがとう。ずっと憧れの先輩です。」

神「いやいや…ありがとう…」

桐「神ちゃん泣いてるやん！」

神「いやー…適わんなぁ…ほんまさ、娘みたいやから、いつでも頼ってな？」

神ちゃんの顔がすごく優しくて私も涙が溢れてくる。

「しげくん、ごめん。1番デビューに向けて動いてくれていたのに断ってごめん。必要としてくれてありがとう。」

重「なんや、俺には感謝少ないのう！！」

しげくんには、これだけで伝わると思ったから。

なんだかんだよくしげくんとは喧嘩もした。

私もしげくんも不器用だから。お互い気持ちぶつけるのが下手だから。

「泣いてる顔でそれ言われても説得力ないわ」

神「ふはは、このやり取りほんま落ち着くわ。笑」

「流星くん。流星くんがいなかったらJrを辞めていたと思います。入った時から何かと気にかけてくれて、遊びに誘ってくれて…すごい嬉しかった。周りを見て差別せず優しくする流星くんが大好きです。」

重「ちょお！なんでなん！？なんで流星には大好きとか言うとんの！？」

流「大好きなんやから仕方ないやん」

「望…は、学校で会うからいいや。授業中寝てもノートは貸さないからね。」

望「ちょ！唯一の同期！オチに使うな！お涙系めちゃ期待したんに！！！！」

「ちょ、望うるさい。笑

みんなが居なくなった春松竹のステージは正直寂しかったです。でも、みんなが私にしてくれたように今度は私が関西Jrを守って支えていきます。

だから安心してデビューしていいからね。笑

行ってっ……らっしゃい……」

読み終わったら涙が溢れて…止まらなくて、こんな顔見せたかったわけじゃないのに…