プリンセスの秘密【Snow Man】 (ページ4)

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入所してからは白い目で見られた。

女なのになんでいるの？

関西人でもないのになんで関西ジャニーズ？

色んな声が聞こえていたし物が隠されることもよくあった。

そしてそういう人はジャニーさんが来る時に限って私に優しくする。

小学6年生だった私は男でもこういう卑劣なやつがいるんだとどこか冷静に見ていた。

ただただがむしゃらに、食らいつくしかないんだから。

望「Aちゃんこれ」

最初は同期の小瀧もそういう人だと思っていた。

声をかけられ小瀧を見るとスポーツドリンクを差し出す小瀧。

今日はジャニーさん来てるわけじゃないのにな。

望「さっきからなんも飲んでないやろ？」

「……ありがと」

望「別に…同期やし」

小瀧も入所してすぐマイク持たせてもらったりと先輩たちから僻まれていた。

だからかな、お互い憎まれ同士で仲良くなって、次第に小瀧を気にかけていた流星くんともつるむようになり、神山くん、重岡くんとも仲良くなった。

その頃くらいかな7WESTが結成され、少しずつライブに出たりや雑誌にも乗るようになった。

ファンの子も最初はすごいアンチや誹謗中傷も多かったけど、次第に数は減っていたし

根拠もない批判ばかりで相手にするなとメンバーが守ってくれていた。