プリンセスの秘密【Snow Man】 (ページ30)

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神山．

Aを車に乗せて遠回りしながら送り届けた。

さっきの、話聞いた時、驚いたけどなんか嬉しかった。

いつも何かやる時、Aは意見言わんで分かったって飲み込むことが多くて。

多分それは、女だからっていう引け目が少なからずあるんやと思う。

でも与えられた仕事は100以上で返してくれていた。

そのAが自分で考えて選択して出した答えを応援したいって思った。

まぁ、一緒にデビューできたら嬉しかったけど。

それをAに伝えたら泣きそうな顔してる。

泣かせたいわけやないのにな。笑

神「でも、1人で抱え込まんでな。困ったら横をむきや？仲間がおるんやから。1人ちゃうんやで。」

ただひとつ違うのは、守られて、甘えてばっかって言ってたけど

俺らやって甘えてたし、守られてたんやで。

お互いに大事な仲間なんやからそれは当たり前のこと。

昔、大倉くんにも言われた。仲間がおるんやでって。

ちゃんと意見をぶつけながらも前に進んでお互いに助け合える仲間になれるとえぇな。

神「ついたで」

「神ちゃん、ありがとう」

そのありがとうには、送ってくれただけやなくて今までの感謝も含まれているみたいやった。

神「おう、またな」

「おやすみ」

さよならやないから。

また、同じステージに立つ日がいつか来るとえぇな。