プリンセスの秘密【Snow Man】 (ページ20)

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「誘って頂いてわがままいうのはどうかとも思いましたけど…でも、えっと…」

なんていえば伝わるんだろう。

語彙力がなくて、うまい言葉が見つからない。

深「…やっぱり」

「…へ？」

渡「ふっか知ってたの？」

深「いや、聞いたわけじゃねぇけどもしかしたら、そう言うんじゃないかなって先週話してて思ったんだよ

でも、なんで兼任したいかは話して？上手く伝えようとか思わずに

姫野ちゃんが感じていることを、率直に。

それが1番伝わると思う。先週、そう思ったから

姫野ちゃん思ってても口に出さないとこあるでしょ？笑」

この人、本当によく見てるんだ…観察眼がすごい。

関西のみんなには心開いてるから割となんでも話せるけど、こっちの人たちにはまだ上手く言葉にできない。

でも、もしかしたらメンバーになる人たちなんだからちゃんと口に出さなきゃ。

「えっと…先週、ジャニーさん、滝沢くん、深澤くんとお話して、Snow Manの中で自分がどれだけやっていけるのか、挑戦したいって気持ちがあります。

でも…今の関西Jrを放っておけないというか…」

Snow Manさんたちは黙って私の言葉に耳を傾けてくれていた。

そして、その表情はとても優しかった。

Snow Manってぎらついてて恐いイメージだったのに全然違うじゃん。

みんな、優しくて暖かい人達なんだろうな。