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4 初めまして ページ4



「で? その後ろにいるちっこいのは?」

その声にまたびくりと肩を跳ねさせて、小さくなる影。
五条の後ろにいるのは今年16になる小鳥遊Aだった。

「ほらほらA〜、怖くないよ〜」
まるで動物を病院に連れてきた時のような声掛けは、余計に他の新入生が首を傾げた。

「……小鳥遊Aです」
よろしく、と聞こえるかどうかの大きさで話したかと思えば、ぺこりと頭を下げると、また五条の後ろに隠れてしまう。
その顔にはなんの感情も載せていなくて、怯え混じりの声とのギャップが何だかおかしかった。

「5歳かお前は。こっち来いよ」

五条の傍から離れない小鳥遊に痺れを切らした真希がそちらに歩み寄ろうとすると、サッと顔色を悪くしたAが叫ぶ。

「こ、こっち来ないで!」

雑音が一切無くなったかのように思えた。しん…と静まり返ったその教室で、五条だけがその場に似合わない明るい声色で説明を始めた。

「こらA。そんな言い方ないでしょ〜。
ごめんね、真希。この子は呪力が強すぎてまだコントロールしきれてないんだ」

傷つけちゃ悪いからって近くに寄らないんだよと説明すると、真希はそうかよと一言零して席に着く。

五条の後ろから、ごめんなさいと沈んだ声がした。

5 それから→←3 呪術高専



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設定タグ:呪術廻戦 , 狗巻棘   
作品ジャンル:恋愛
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みみず2(プロフ) - なおこちらのコメントは後日削除させていただきますので、必要であればお控えくださいますようお願いしますm(_ _)m (2022年4月26日 6時) (レス) id: c96996a763 (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃん(プロフ) - 途中でも読みたいので教えてください❗ (2022年4月26日 0時) (レス) id: 261ab17a8b (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃん(プロフ) - 大丈夫です。 (2022年4月26日 0時) (レス) id: 261ab17a8b (このIDを非表示/違反報告)
みみず2(プロフ) - みさにゃんさん» コメントありがとうございます。2作目の方が作品途中で更新停止してしまっていますがよろしいでしょうか? (2022年4月25日 2時) (レス) id: c96996a763 (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃん(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます❗ パスワードを教えていただきたいです。 (2022年4月24日 18時) (レス) @page48 id: 261ab17a8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みみず2 | 作成日時:2021年2月23日 21時

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