まだ炎上してるので歌い手やめます【歌い手】

68:ドン引き ページ29

「ちょっと、笑ってないでAも食べてよ！自分で作ったんでしょ！」


「ああはいはい。いただきます」



散々笑われてご立腹のまふまふに促されるままハンバーグを食べた。



「うん、我ながらおいしい。なかなか上出来」


「嘘だ…」


「味覚音痴…？」



そんなにA特製☆以下略は不味かった！？

美味しいと言ったら味覚音痴を疑われるほどですか！！？

ねえそらるさん、聞こえてますからね？ぼそっと言った味覚音痴バッチリ聞こえてますからね？



「酷いですね。そんなんじゃないです」


「え、じゃあ…？」


「はぁ…ほら、どうぞ」


「え、なに、ムグッ」



正直なところもう食べたくないのだろう。まあごっそり入れたからね。

でも無理やり入れられたら食べるしかない。

そらるは私に突っ込まれたハンバーグをもぐもぐ食べたあと、しかめていた顔を一気に綻ばせた。



「え、美味しい…」


「私だってそこまで鬼じゃないですよ。

二つあるうちの片方は普通のハンバーグです、そちらだけ食べてあと一つは坂田さんにでもどうぞ」



私がそう言うとみんな喜んで食べ始めた。

美味しい、とか、本当は料理上手なんじゃん、とかいう言葉が聞こえてくる。


のはいいけど、坂田さんが全く喋らない。


それがきになって横目で見ると、お皿に積まれた大量のA特製☆以下略を頑張って食べていた。


めちゃめちゃ面白いです。

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