ある作戦の話 ページ6
太宰 「へぇ なんで 私が織田作の友人だと？ まさか 織田作のやつ君に話していたのかい？ でもそれなら安吾でもよかったわけだろ？」
A「太宰幹部と安吾さんについては 時々耳に挟んでおりました ですが これに至ったのは この手紙によるものです 又 私安吾さんに避けられておりますので」
安吾さん 彼は 一度 私に会いに来ております 私 あの時 彼に飴玉を 差し上げたの それが偶々 毒薬入りだったというだけの話です 毒といっても 痺れ薬のようなもの それからです 彼が私を避け始めたのは あんな些細なことで 避けるなんて あり得ません
太宰「へぇ そうなんだ 安吾のことについては聞かないでおくけど まぁ 安吾はもういないんだけどね」
A「あら そうなんですか 今回の抗争でお亡くなりに？」
確か安吾さんは ポートマフィアの情報が山ほど詰まっていましたね もったいないです
太宰「いや 違うんだ 安吾は生きているよ」
あら？ どう言うことでしょう
太宰「裏切りだよ それも 異能特務課ときた」
A「フフッ もうポートマフィアも終わりかしら まぁ首領も寝たきりらしいものね」
今回の抗争は何年も続いたもの 首領もさぞお疲れでしょう
太宰「何か人違いをしていないかい？ 現 首領は森さんだよ」
A「まさか あのヤブ医者？」
あのヤブ医者まさか 首領を殺したりなんかしてないでしょうね まぁわたしは興味ないですけど ただ 私 あいつに従いたくないだけです というか 何故私に知らせが来なかったの？ 可笑しい あのヤブ医者 絶対わざと知らせなかったんですよ
A「知らなかったです どうもありがとうございました」
太宰「少し話戻すけどこの手紙 詰まりは君私に友人になってほしい そうゆうことかな？」
なんでしょう 彼無性にむかつきますね
A「いいえ 私は 織田がいなくなって つまらなくなったから 少しばかり 織田がいったことに興味が湧いただけです」
太宰「じゃあ 私に友人になってほしいんじゃないの？」
A「いえですから私は織田の言う 友人は楽しいと言う」
太宰「君は織田作のことが大好きなのかい？そして どうしても 自分からは 友人になりたいと言いたくないみたいだね いいよ それなら 私と一緒に ここから逃げようよ そしたら 友人になってあげるよ」
A「なんでそうなるんですか！」
久しぶりに声を荒らげた気がします
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作者名：ノワール | 作成日時：2018年3月26日 23時
