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「実はこの間までどうしようか悩んでたんだけど…。
ここに行きたい、って思った大学が九州の方だったの」
九州って、遠いよ。
だって俺は本州の、しかも東の方にいるんだよ？
九州ってことはキミは本州から出て西の方に行っちゃうんでしょ？
まだ完全に決まったわけじゃないけどさ。
でも。でもさ、もう決まってるようなモンだよね。
「だから合格して、高校卒業したら雅紀くんと離ればなれになっちゃうんだよね」
Aちゃんが俺の方を悲しそうな顔で見つめた。
「私ね、雅紀くんのことが好きだから…一緒にいたかったんだけど」
キミの綺麗な唇が動いて、次々と俺に向かって言葉が溢れ出てくる。
「離れちゃうんだったら雅紀くんが別れたかったら別れても、」
その言葉を聞いたとき、俺の身体が咄嗟に動いて
キミをこれでもかってくらい強く強く抱きしめていた。
「…雅紀くん？」
「そんなこと言わないでよ」
「でも4年間は会えなくなっちゃうし…」
「俺だってAちゃんのコト好きだもん！
離れたってずっと繋がっていたいよ」
俺がそう言うとキミが「ちょっと苦しい」って笑ったから、俺は腕の力を緩めて身体を離すとキミの顔をじっと見つめた。
「そんだけの理由で別れるとかやめてよ」
「……ごめんなさい」
「会えなくっても、メールとか電話すればお話もいっぱい出来るじゃん」
「そうだね…」
「そりゃ、俺のことが嫌いになったって言うなら別れるけどね？」
「そんな…っ、私が雅紀くんのこと嫌いになるわけない…」
「だったら遠距離とかで別れる必要ないし！」って言ってAちゃんの頭をポンポンって撫でた。
その後に勉強再開しよう、ってなって再開したけど
なんだか頭に全然入ってこなくて。
さっきの言葉は俺への言い聞かせでもあるんだ、と
強がりの言葉だったんだ、なんて思った。
ずっと一緒だって、ホント馬鹿みたいに信じてたからさ。
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あんみつ(プロフ) - まゆさん» わわ、2度目のコメントありがとうございます〜！！リーダーのお話はかなり悩んで、「本当にこんなんでいいのか〜！？」って思いながら書いてたので(笑)、そう言っていただけてすごく嬉しいです！わ〜ありがとうございます；；次回作も頑張ります(^^)♪ (2017年8月23日 20時) (
レス) id: 31751adb24 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます♪どのお話もそれぞれが本当に「らしく」て、楽しく読ませていただいたのですが、個人的には智くんのお話すごく好きです！翔担なのに！笑 ここの更新いつも楽しみでした。次回作もお邪魔させてもらいますね☆ (2017年8月22日 23時) (レス) id: 14ffa4c385 (このIDを非表示/違反報告)
anmitsu(プロフ) - まゆさん» まゆさん、初めまして！コメントありがとうございます！わ〜〜〜嬉しいお言葉ありがとうございます；；二宮さんの方もきゅんきゅん出来るよう、頑張って書きますね(^^)読んでくださりありがとうございます〜！ (2017年7月30日 20時) (レス) id: 31751adb24 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はじめまして、まゆ と申します。翔さんのお話、楽しく読ませていただきました！ 不器用だけど一途な翔さんと素直でまっすぐな彼女、素敵なカップルですね！しっかりきゅんさせてもらいました♪二宮さんのお話も、楽しみにしてますね！ お邪魔しました！ (2017年7月30日 18時) (レス) id: 14ffa4c385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんみつ
| 作成日時：2017年7月29日 0時
