story4 ページ4
搭乗口ゲートの待合室
エコノミー久しぶりだな〜
呑気に滑走路から飛び立つ飛行機を見ていたら
ドスッ
！
？「だから、衣装は全部そっちに送ったってば！」
大きいカバンを俺の隣のイスに置いた
長身で髪をかき上げ
相当イライラしている様子の彼女。
てか、俺の香水と同じだし‥‥‥
なんなんだ、コイツ
？「とりあえず、空港着いたらカフェで落ち合いましょ。じゃ」
？「ったく。なんなのよ！」
それはこっちのセリフだっつーの
臣「はぁ‥‥」
？「ハッ！ごめんなさい！気分害されました？害しましたよね？ついイライラすると周りが見えなくて、、本当にごめんなさい」
臣「え？ぁ、いや、全然大丈夫です。あなたの方は大丈夫ですか？」
質問した俺はバカだった
？「え？私ですか？聞いてくれますか？！全く、私のアシスタントったら明日のショーの衣装がないとか騒いでて、私は全部送ったって言ってるのに全然わかってくれなくて！」
そこから10分間、彼女のマシンガントーク
？「はっ！ごめんなさいごめんなさい！また暴走してしまいました！自己紹介もせず、話し倒してしまうなんて失礼ですよね。私、碧(あお)と申します。モデルしてます。明日はNYでモデルショーなんですけど、楽しみすぎて昨日寝れなくて、寝坊してしまい、初ファーストクラスの席を逃すという。なんとも朝から付いてなく‥‥ってまた話しすぎてしまいました‥‥。」
本当によく喋る人だった
碧「あなたは？」
、
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作者名：しまな | 作成日時：2016年1月5日 22時
