Ten ページ12
部屋には沢山の肖像画が飾ってあり、描かれている人の何人かは物珍しそうにこちらを見ていた。
ダン「ここはホグワーツの校長室じゃ。
ソファにお座り。紅茶でも飲んで落ち着くとよい。」
私が青ざめた顔で周りをきょろきょろしていると、ダンブルドアがそう言って杖を振った。
するとソファの前の机に2組の紅茶が出てきた。
A「ありがとうございます。」
私はそう言ってソファに座り、紅茶を一口飲んだ。
紅茶は温かく、姿現しをして少し酔っていたのが落ち着いた。
ダン「さて、君のことだが、まずなぜハリーは傷を負っているのに君は傷一つ無いのか聞いてもよいかの？」
私が落ち着いたのが伝わったのか、ダンブルドアは私に質問した。
私はついさっきおきた出来事を話した。
ダン「うーむ、そうだったのか、、、」
ダンブルドアはそう言って何かを考えているようだった。
紅茶を飲んでいるとダンブルドアはまた話し始めた。
ダン「先程起きたばかりの辛い出来事を話させてしまって悪かったの。
おそらくハリーやAを守ったのは君たちのご両親の愛じゃろう。
今日、本当ならば君たち家族はあの人、ヴォルデモートによって皆死んでしまう筈じゃった。
しかし、君達姉弟は生き延びた。
ご両親の愛によってハリーは傷一つですみ、Aはヴォルデモートから見つかることなく隠れることができたのじゃ。」
ダンブルドアは謎が解けた、という風に話していた。
ダン「この話はとりあえず終わりにしようではないか。だがもう一つ疑問が残っておる。
なぜ君はミネルバのことを知っておったのじゃ？
先程からの態度や話し方、3歳にしては大人びすぎておる。君は一体何者じゃ？」
私は深呼吸をしてから答えた。
A「信じてもらえないかもしれませんが、私にはA・ポッターとして産まれる前の記憶を持っています。
私は日本人で、17歳で交通事故に遭い、命を落としました。
その世界には世界的に有名な児童書がありました。
その本の名前は『ハリーポッター』。
全7シリーズあり、主人公のハリー・ポッターという少年がホグワーツに入学して7年間を友人と過ごし、成長していく物語です。
ハリーやダンブルドア先生はその物語の登場人物でした。」
ダンブルドアはひどく驚いたようだった。
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アル(プロフ) - 更新は自分のペースでしてください。続きを楽しみに待っております！ (2021年9月8日 9時) (
レス) id: 9d6aaa69fb (このIDを非表示/違反報告)
アディル(プロフ) - お久しぶりです！更新遅くなってすみません、、、。ゆっくりと更新続けていきますので、お暇な方は読んでみてください！ (2021年6月4日 20時) (レス) id: f254f8e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 早く、続きを、読みたい 。 (2020年12月1日 17時) (レス) id: f9666272d1 (このIDを非表示/違反報告)
くま - とても面白い作品です。これからも更新楽しみにしております。 (2020年7月4日 23時) (レス) id: c1f2e4e83a (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年7月4日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アディル | 作成日時：2020年3月18日 23時
