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「やっと見つけたぜ。
もうすぐ迎えに行くからな。」

「何者だ‼」

後ろの気配に容赦なく蹴るが避けられて空振りになった。

先程の至近距離からいつの間にか遠くに飛んでいた。
それはフードの被った少年と大きなツノのついた仮面をつけた少年だった。
どちらも黒い服を着ており、ぱっと見コンビニ前でたむろっている不良に見える。

フードの少年の口元がニヤリと笑う。

「行きますよ。満足したでしょう?」
「ああ。」


そう言って少年たちは立ち去った。

「…まさか、な。」

構えていた拳を下ろした。
取り出し口に落ちた缶はまだ温かい。

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作者名：not厨二病者 | 作成日時：2021年1月3日 13時

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