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貴様らこそ誰ぞと聞かれた時にはこのクソガキとこめかみに青筋を立てる。
陽乃芽が襟を掴んでしまうのを普段なら止めるがこの時ばかりは止めない。
「“イムホテプ“…だって…?」
その時、古代エジプトマニアの義父の眼鏡が輝いた。
話が長くなるので日向が陽乃芽に解説する。
「要は紀元前よりも大昔の人で当時の神官の中で一番偉い人だったんだよ。
魔法が使えたりとかそんな逸話があるんだが、ある日突然記録から(天妃)が乗らなくなって学者の間では架空の人物だとされていたんだ。」
「まさかご存命だったとはー！！
歓迎いたします！！！」
勢いよく手と額を床につけた。
そして怒涛の勢いで目にも止まらぬ速さで果物やマッサージをしていく。
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作者名：not厨二病者 | 作成日時：2021年1月3日 13時
