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「「久しぶり、否。
おはよう、イム。」」
「やはりあの兄妹であったか。
髪色も気配にも違ったので初見ではわからなかったが。」
その言葉に日向は苦笑した。
「お前が眠った後にこちらも色々あったのさ。
だが人格そのものはあの時より多少丸くなっただけで本質は変わっていない。」
あはははと快活に笑う。
「兄者は昔からアコギだからな。」
「たしかに。」
「世渡りが上手い言いなさい。
誤解を招くでしょ。」
日向は陽乃芽を抱っこする。
「犯罪臭。」
「黙れ。」
ついに拳骨を落とされた。
天下の大神官も物理には形なしである。
「大丈夫?」
「痛い。」
今日はこれでお開きとなった。
そして迎えに来た弟と電話越しで支部長と先輩からのお説教を貰ってしまった。
時差とは何か。
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作者名:not厨二病者 | 作成日時:2021年1月3日 13時