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先程から頭の中をひつじさんの群れが、、、
め〜えめ〜え、、、
つらい。
サラ「あー、あの人。あの人は“一般人のイケメン”になるんじゃないですか？」
『えー？誰？』
サラ「ほら、この間掃除のおばちゃんがゴミ箱ひっくり返しちゃった時に一緒に片付けてくれた……」
『あー』
それは先日、掃除のおばちゃんが段差に台車を引っ掛けゴミ箱を倒してしまった時のこと。
直ぐに駆け寄った私とサランちゃん。
それよりも早くおばちゃんに駆け寄ったのが彼だった。
社内でもイケメンと有名で超大規模企業で１度も顔を合わせたことのない社員がいるほどの中で新人なのにほぼ全ての女子社員が彼の顔と名前を知っている超有名社員である。
確かにイケメンだった。
確かにイケメン、では、あった。
.
気が付けば退勤時間。
うちは8時30分-17時30分が勤務時間で遅い社員でも18時すぎには退社する超ホワイト企業である。
夕食は家族揃って食べる、が先代の社長からの決まりで今でもそれは変わらない。
私達も18時過ぎには退勤する。
サラ「お疲れ様です、先輩」
『お疲れ様』
基本的にいつも一緒に帰宅している私達。
電車も同じ方向でサランちゃんは1駅手前で降りていく。
ロッカーで着替えを済ませて外に出るとまだ明るくて。
一瞬、ドギョンスの言葉が頭をよぎり今日はスーパーにでも寄ろうかと考えていた。
サラ「今日、先輩は夕御飯何ですか？」
『んー今それを考えてたとこ』
「今日はイタリアンですよ」
いきなり現れた彼に驚いて身を引いた私達。
引けたのはサランちゃんだけだけど。
なぜなら彼の手が私の肩をがっつり掴んでいたから。
『どぉーぉおちら様ですか？』
知ってて尋ねた私は相当動揺している。
だってその人物は女子社員なら誰もが知っている彼だから。
「ごめんね。今日は先約があるから」
今まで彼を取り囲んでいたであろう彼女達に笑顔で手を振った彼。
催眠術にでもかかったかのようにうっとりと彼を見つめて手を振る彼女達に少々、、いや、かなりの恐怖を感じる。
「お待たせしました、Aさん」
『待っていません、けど、、オセフンさん、、？』
彼の名前はオ セフン。
営業部の新人。
この整った顔面と人懐っこい性格で次々と契約が取れるため勝手にいつも成績が上位、らしい。
女子だけでなくおじ様方からの人気も高くおじ様キラーとも呼ばれているらしい。
さすがである。
「ふふっ」
いや、微笑まれても困ります。
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ミリョちゃん - 更新待ってます!!頑張ってください!! (2020年12月30日 23時) (
レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
mare(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！最初から読み直そうかなー。 (2019年11月9日 16時) (レス) id: 6618ff6432 (このIDを非表示/違反報告)
layla(プロフ) - 更新嬉しいです。やはりキャラの会話のやり取り、言葉のチョイスが面白いです！またの更新楽しみにしてます！ (2018年3月24日 1時) (レス) id: 8cf5657dbc (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - かのかさん» かのか様 電車の中で読むのは危険ですよー(笑)私も書きながら笑っちゃう時あって(^_^;)だいぶ強烈になってますので気をつけて！(笑) (2017年8月11日 8時) (レス) id: fdba16dab2 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぴよさん» ぴよ様 わぁ！嬉しいです(^_^)前作よりかなり強烈なキムジュンミョンをお楽しみくださいね(笑) (2017年8月11日 8時) (レス) id: fdba16dab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2016年10月8日 15時
