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サラ「おはようございます、先輩」
『おはよう、サランちゃん』
私は相変わらずこの大きな会社の受付嬢をしている。
相方ももちろん変わらず、サランちゃん。
サラ「今日も相変わらずでしたか？」
『うん』
相変わらず、というのはもちろん社長のこと。
サラ「にゃー、とかしないです？」
『しないよ』
サラ「してもいいのに。どうせ先輩しかいないんだから」
『やだよ』
白くてフワフワの猫耳と猫手で私達の目の前に現れたあの日、秘書課の部長から電話があった。
部長「社長からの伝言だけど、明日からは挨拶は顔を見てしてほしいそうだ。それと今朝のことは内緒にしてほしいと。本当は社長があんなんだって社員に知れたらちょっと恥ずかしいそうだ」
私達が内緒にしたところで大勢の社員が出社する中でやっちゃったんだからもう遅いと思う。
恥ずかしいもくそもあったもんじゃない。
しかも“ちょっと”恥ずかしいって何。
大分恥ずかしいわ。
サラ「いや、今更！」
今日もテキパキと仕事開始の準備をしていくサランちゃんは本当にできる子でとっても助かっている、色んな意味で。
サラ「そんなことより！先輩！」
『あー、どうしても？』
サラ「よく考えてください。」
『うん』
サラ「キムジュンミョン、ドギョンス、チャンイーシン、オセフン、パクチャニョル、ビョンベッキョン、キムジョンイン、キムジョンデ、キムミンソク！みんな！み、ん、な！イケメン！！しかも、レベルかなり高い！雲の上のレベル」
高っかー
『でも凄く残念だよね』
サラ「そう、そこ！」
確かに全員イケメンであった。
そして強烈だった。
サラ「よく考えて見たら彼らのことよく知らないじゃないですか」
『いいよ。知らなくて』
サラ「ダメ、勿体無い！あんな顔面偏差値の高い集団そうそういないですから！その彼らがこぞって先輩にアピールしてるんですよ！」
『あれはアピールなの？』
サラ「まぁ、そこは置いといて」
『ちょっとー』
サラ「ちょろっと話したぐらいじゃ本当の自分なんて出せないじゃないですか」
『凄く出てたんじゃないかな、彼らは』
サラ「いいですか、先輩！こんなチャンスありません！私も行きますから！」
『はいはい、わかりました』
普通かもしれないし、ねー
サラ「さ、先輩来ましたよ！」
そう言いながら何やら冊子を出したサランちゃん。
『何それ』
サラ「だめん図鑑」
『は？』
サラ「ではエントリーNo.1 キムジュンミョン」
何、それ。
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ミリョちゃん - 更新待ってます!!頑張ってください!! (2020年12月30日 23時) (
レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
mare(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！最初から読み直そうかなー。 (2019年11月9日 16時) (レス) id: 6618ff6432 (このIDを非表示/違反報告)
layla(プロフ) - 更新嬉しいです。やはりキャラの会話のやり取り、言葉のチョイスが面白いです！またの更新楽しみにしてます！ (2018年3月24日 1時) (レス) id: 8cf5657dbc (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - かのかさん» かのか様 電車の中で読むのは危険ですよー(笑)私も書きながら笑っちゃう時あって(^_^;)だいぶ強烈になってますので気をつけて！(笑) (2017年8月11日 8時) (レス) id: fdba16dab2 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぴよさん» ぴよ様 わぁ！嬉しいです(^_^)前作よりかなり強烈なキムジュンミョンをお楽しみくださいね(笑) (2017年8月11日 8時) (レス) id: fdba16dab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2016年10月8日 15時
