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もうどうしようもない。
普通に断ろう。
『オセフンさん。色々と間違いとか思い違いとか勘違いとか妄想癖とかあると思いますが食事のお約束はさせていただいた覚えがありませんし私は今日サランちゃんと約束がありますので…』
「、、、わかりました」
お、案外あっさり。
良かった。
「後輩の前だとあれですよね？」
あれ、とは？
「僕とアイコンタクトで会話ができるほどの仲だなんて言えないですよね？」
サラ「え、先輩、、、」
『できませんよね？できないからね？』
サラ「大丈夫ですか？」
『何が？』
「秘密にしてくださいね？シィー」
サラ「先輩、この人変なこと言ってますけど凄いイケメンですよ」
『へぇー』
「ふふっ、恥ずかしがり屋さんだ」
サラ「鳥肌立ったーでもイケメーン」
『私達、ほぼ初対面ですよね』
「１度会えば垣根なんて簡単に越えられますよ」
『越えなくていいからずっとそっち側にいてくれます？』
「ほら、今、本当は僕と食事に行きたいってあなたの目が言ってます」
『言ってません』
はー、どうしたら諦める？
『とりあえず、離してもらえませんか？』
会社の前で超有名人のオセフンに肩を抱かれているこの状況は決して気分の良いものではない。
私には。
「ところで、その花束は？」
『あーこれは、』
サラ「先輩のことがだーい好きなファンからのプレゼントです！先輩こう見えて激モテなんで！」
『ちょっと、サランちゃん』
「ふーん、、、」
顔を上げるとじーっと私の目を見ていた彼はフッと笑って肩から手を離すと私の手をぎゅっと握った。
「大丈夫ですよ」
『何が？』
「、、、、、」
え？
そのまま丁寧に一礼すると今までのしつこさは嘘だったかのようにあっさりと帰っていった彼。
なんなんだ。
本当に、なんなんだ。
サラ「先輩、まさか…」
『今日は帰るよ、またねって』
サラ「え！」
『嘘だよ、わかんないって』
サラ「やめてくださいよー本当に洗脳されちゃったかと思いました」
オセフンでなくとも目で会話なんてできるわけない。
サラ「まぁ、恒例なんで一応聞きますけど」
『ないない。絶対』
サラ「にしても、さすが全女子社員が知ってるだけありますね」
『まぁ、そうだね』
確かに、稀に見る超イケメンではあった。
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ミリョちゃん - 更新待ってます!!頑張ってください!! (2020年12月30日 23時) (
レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
mare(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！最初から読み直そうかなー。 (2019年11月9日 16時) (レス) id: 6618ff6432 (このIDを非表示/違反報告)
layla(プロフ) - 更新嬉しいです。やはりキャラの会話のやり取り、言葉のチョイスが面白いです！またの更新楽しみにしてます！ (2018年3月24日 1時) (レス) id: 8cf5657dbc (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - かのかさん» かのか様 電車の中で読むのは危険ですよー(笑)私も書きながら笑っちゃう時あって(^_^;)だいぶ強烈になってますので気をつけて！(笑) (2017年8月11日 8時) (レス) id: fdba16dab2 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぴよさん» ぴよ様 わぁ！嬉しいです(^_^)前作よりかなり強烈なキムジュンミョンをお楽しみくださいね(笑) (2017年8月11日 8時) (レス) id: fdba16dab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2016年10月8日 15時
