わかってた ページ16
DK side
今日も練習。
次の番組のためにダンスを再確認する。
SG「なんか外騒がしくない?」
DK「ん?あー言われてみれば」
練習室内は曲がずっと流れているから、よく耳を澄ませないと聞こえない。
曲が止まった瞬間にドンドンと音が聞こえた。
「おい!!イ・ソクミン!!!!!」
「待ってください!外で話しましょう!」
ものすごい形相で入ってきた男。
Aさんの恋人だ。
マネージャーは必死に彼を止める。
なんでこんなに怒っているのかはすぐわかる。
いつかはこうなると分かっていながら、あの後も何度も何度もAさんと会い、体を重ねた。
DK「....ごめんなさい」
「いきなりあいつが婚約破棄したいって言うから調べてみたら、こういうことかよ!!」
DK「えっ....破棄...?」
俺とAさんがバーで飲む写真やホテルに入る写真をばら撒かれた。
でも俺はそれよりも婚約破棄という言葉が気になった。
Aさんは本当に俺と一緒になろうと思ってくれてたんだ....
MG「お前っ、好きな人って....」
DK「そうだよ。婚約者のAさん」
MG「....なにやってんだよ!」
こうやって怒ってくれる友達がいてよかった。
Aさんの恋人は、マネージャーによって外に連れ出された。どうせ俺もすぐに呼ばれるだろう。
DK「恋人がいるって知った時には...もう遅かったんだよ」
SC「ドギョマ、今日は練習休みな」
DK「ごめんなさい、ヒョン」
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作者名:ましそん | 作成日時:2021年8月15日 17時