遊びじゃない DK - SEVENTEEN (ページ12)

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DK「俺で遊んで楽しかったですか？」

『なに言って....』

DK「本気なのは俺だけだったんですね」

そんなことないって言いたかった。
ソクミンくんに惹かれる私がいた。

でも、今の立場を考えるとそう簡単に返事ができない。

DK「黙るなんてずるいです...」

『ごめんね.....』

DK「謝るのもずるい！全部！ずるすぎます！Aさん！」

『......』

DK「何でこんなに好きなんだろ...？」

床に座り込み、涙をボロボロ流す彼。
床に何滴もの涙が落ちた。

近づくなって言われても無理だよ。

彼の背中をさすった。

DK「近づくなって言ったのに...」

『こんなに泣いてるひとほっとけないでしょ』

DK「好きです...」

『うん』

DK「俺のものって言っちゃダメですか？」

『もうちょっと待ってね』

DK「いつまで待てばいいんですか」

『.....』

答えられないのが辛い。

社長や今の恋人に好意を持たれて、とんとん拍子でこの立場になって、もう時期結婚という位置まできてしまった。

簡単にこの位置から外れられるわけがない。

『ごめんね...』

DK「もうごめんは聞き飽きました」

『早く戻んないと怪しまれちゃうね。メイクさん呼んできて目の赤み消してもらう？』

DK「Aさんがしてください」

『プロに頼んだ方が....』

プロに頼んだ方がいいと言おうとしたが、彼の目を見るとそんなことは言えなかった。

仕方がない。

待っててとソクミンくんに言って、メイク道具一式を借りた。

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