. ページ11
DK side
マネージャーに言われた通り、挨拶をしにいく。
SC「say the name!」
「「「SEVENTEEN!!アニョハセヨSEVENTEENイムニダ〜」」」
「よろしくお願いします。現社長の息子ソジュンです。そして、彼女が恋人のAです」
『よろしくお願いします』
俺は彼女を見つめるのに、彼女は絶対に目を合わせようとしない。
わざとだと分かるくらい必死に。
なんで黙ってたの?
なんで俺としたの?
HS「すごい綺麗なひと」
MG「女優さんかな〜?」
SC「ドギョミ大丈夫か?顔色悪いぞ」
DK「だ、大丈夫です!」
本当に俺は遊ばれてたのかもしれない。
本気で彼女を好きになったのに....
当たり前だけど、Aさんは次期社長と楽しそうに話している。
だめかも。
涙出てくる。
DK「ヒョン、ちょっとトイレ行ってきます」
SC「お、おう。ほんとに大丈夫か?」
DK「....大丈夫です」
大丈夫だと自分に言い聞かせる。
トイレに行く途中にあるベンチに腰を下ろした。
いつもの笑顔ができない。
どう頑張っても引き攣ってしまう。
『ソクミンくんっ...』
DK「だめ!近寄らないで!」
『っ!』
絶対来ると思った。
こういうとこを好きになったんだもん。
近寄られたら、そのままAさんを離さなくなってしまいそうでこわい。
.
84人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ましそん | 作成日時:2021年8月15日 17時