4 - 2 wonwoo ページ8
WN side
MG「すごかった!」
ミンギュはそれだけ言って満足そうにレコーディング室を後にした。
何がすごいんだよ。
もっと感想とかあるだろ普通。
困惑しながらレコーディング室に入る。
『よろしくお願いします』
WZ「俺早く終わらせたいから、早くやるぞ」
めんどくさがりなウジの横にちょこんと座る先生。すごく可愛らしい。
WZ「はじめるぞー」
いつも通り歌う。
俺的には、結構よく歌えたと思った。
チラッと先生の方に視線をやると、たくさん書き込んでいる。そんなに書くようなとこあったか?
『なんでだろ。すごくいいのに、響かない。』
考え込む先生。
彼女は徐に立ち上がり、俺のいる方に入ってきた。
『んー、これで歌ってみてください。』
WN「...?はい。」
マイクの位置を下げらる。
俺の前にたった先生からは、すごくいい匂いがして胸を締め付けられる。
先生は満足そうにして、ウジの隣に戻った。
WZ「ウォヌの声が生きたね」
『うん、すごくいい』
WZ「ウォヌ、おつかれ。もういいぞ。」
この胸の締め付けはなんなんだ。
この先生は怖い女だ。
俺の中には、先生を避ける理由が十分にあった。
.
95人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ましそん | 作成日時:2021年7月20日 1時