鯉のトレーナー (ページ43)

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黒田side

女の子のものって難しい...。
アクセサリーってよくわからんし。

Aちゃんに一緒に買い物に行ってもらおうかな。

黒「このあとって空いてる？
一緒に買い物行かん？プレゼント選び手伝って。」

『いいですよ。
一緒に買い物に行くの初めてですね！』

黒「おう、じゃあ、よろしくなぁ」

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野「ただいまぁ～。黒田さんとAさん楽しそうですね。」

黒「おお、たのしいよ～。」

若い子と話すのもいいな。

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『お待たせしました！』

黒「よしっ。行くか。」

始めてきた店に入った。俺が1人で入れそうにない店だ。

可愛いな。

『あっ！これかわいい！』

Aちゃんがブレスレットを手に取った。水色のストーンのブレスレットだ。似合いそう。

黒「それいいじゃん。娘に似合いそう。」

『え？！いいんですか？こんな簡単に決めちゃって。』

黒「いいって。俺も可愛いなって思ったし。

店員さんに預けてくるね。」

『はい。』

黒「Aちゃん、なんか欲しいものある？選んでくれたお礼になんか買ってあげるよ。」

『いや、いいですよ！悪いです。』

黒「お礼したいから！」

『ん.......。じゃあ、これ、いいですか？
ずっと気になってたんです。』

銀色のリングの付いているネックレスを渡してきた。
いいやん。こんなんつけてる選手めっちゃおった気がする。

黒「買ってくるで。」

『ありがとうございます！』

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▽帰り道

めっちゃ笑顔やん。
そんなに嬉しかったんやな。

こっちも笑顔になってくるわ。

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黒「Aちゃん！娘にめっちゃ喜んでもらった！ありがとう！」

『うおぉ。よかったです！』