壁ドン５ ページ5
・
私が耳弱いって気づいたのか知らないけど、ふうーと耳に息を吹き掛けてくる。
『ひゃっ、…ちょ、やめ…、ッ』
「…お、遅れないようにね！」
デクは顔を真っ赤にして校庭に走って向かっていった。
あああぁ…！！デク見捨てないで！？
その意味を込めてデクに手を伸ばす。
が、その手を掴まれる。
爆豪くんの足の上に乗っけられ、手首を完全掴まれて抵抗不可能。あぁぁぁっ！！！
『ひ、ッあ…や、だ…！』
「は、まさかテメェ耳弱ェとは思わなかったわ」
『一応私たち初対面ですよ！？』
「好きになったら関係ねェだろ」
『うん！？でもまた話が違うと思いますけど！？』
ジタバタととりあえず暴れてみる。
すると上の方から盛大に舌打ちが聞こえる。
ひええええぇ、こ、怖いよぅ。
「こっち向けや」
『はい！？なに…んむっ』
ふにっと柔らかいものが唇に触れる。
あ"っまって、なかなかヲタクには刺激つよ……
・
「おい？A？…チッ、気絶してやがる」
あー、めんどくせぇ…
俺はガシガシと頭を掻きむしる。
てか授業遅れんじゃねェかよ。
ぺちぺちと優しく、頬をたたく。
するとゆっくり目を開けて、『うわぁぁあっ！？』と叫びやがった。
俺は苛ついたからうるっせぇぇえ！！と怒鳴っておく。
そうするとAは肩を大袈裟に揺らす。
うっぜぇ。
…はあ、本当コイツは昔っから変わんねェな。
……あ？
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 622人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おかざ - あぁあぁーーーめっちゃドキドキする〜！ (2018年10月19日 23時) (
レス) id: ed13348233 (このIDを非表示/違反報告)
みんちゃ。(プロフ) - カワウソさん» あ、ありがとうございますううううう！ (2018年10月6日 17時) (レス) id: 761e184520 (このIDを非表示/違反報告)
カワウソ - 続編おめでとうございます!最終話 おぉ、メタイメタイ。 (2018年10月2日 16時) (レス) id: b04a06705b (このIDを非表示/違反報告)
みんちゃ。(プロフ) - 霜月さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！！ (2018年10月1日 11時) (レス) id: 761e184520 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - めっちゃ好きです！！！かっちゃんとデク君が言ってた昔からってどういう意味なんだろう？？すっごく楽しみです！ (2018年10月1日 1時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みんちゃ。 | 作成日時：2018年9月24日 1時
