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side.神山
…久しぶりのあきとくんは、
落ち着いた、大人の人になってたけど。
…優しい喋り方、かわってへん。
照史「…久しぶりやね。元気？」
智洋「……うん」
照史「俺なぁ。
ともくんにまた会えて、ほんまにほんまに嬉しいわ。…ありがとうなぁ。」
智洋「ありがとうって、そんな…。
…ごめんね。あの時。」
照史「…俺あん時、子どもやったよなぁ。
ともくんの気持ち、傷つけたこといっぱいあったやろ？
謝りたいのは、こっちのほうやで。
ほんまに、ごめんなさい。」
智洋「なんで…謝らんといて？
俺が幼稚でわがままやっただけやん、一方的に悪いの俺やのに…そんなん。そんなん、謝ったら、あかんよ…？」
照史「俺な、あの日に戻れたら、ってずっと思ってたよ。ずっと後悔してた。
今日からまた、一からでいいからさ
、…友達になってくれへん？」
神山「……いいの？」
照史くんの顔はぐちゃぐちゃに濡れてて、
でも多分、
俺の方がひどいかな。
照史「当たり前やろ？？
…、あ、でも大毅に先越されたなぁ。笑」
神山「…あ、大毅。
大毅にな、昔の話、聞かされてさ。」
大毅が勘違いしてたこと。
悪いのは俺や、訂正して謝るべきよな？
でもそんなことしたら、傷つかせてしまう？
…どうすればいい？
照史「………
ワロタwwwwwwww」
神山「いやいやいや、」
いや、俺からしたら大問題よ。
照史「…いや、うん。本気でそう思ってるとしても、大毅なりに気遣ってそう言っただけやったとしても、
あいつらしいっていうかwww
…んー、なんで言ったらいいんやろ。
でも、兄弟の勘としては、そのままでいいと思うよ。
そのまま、普通にしてた方が、大毅にとったらそれがいいと思う。
それにな？大毅、ともくんのことめっちゃ好きやで？」
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作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2020年7月2日 21時
