今日:11 hit、昨日:36 hit、合計:50,714 hit
小｜中｜大
. ページ27
.
side.望
部活が休みだったので大毅の家にお邪魔した。
おっちゃんは仕事で、
流星は出かけてて、
2人でゆっくり喋るのもちょっと久しぶりだったから、
嬉しかった。
大毅「…けほ、けほ、」
望「…ん、ちょっと咳でてるな、」
大毅「大丈夫、いつものやから」
望「でもおでこ、ちょっとぬくいな？」
大毅「気のせい、気のせい」
大毅は額に当てた俺の手を笑ってのける。
望「でも、な。」
大毅「いやや」
望「…うん。」
大毅には負けるねんよな、俺。
なんやかんや、そーゆーところが、年下やと思う。
.
そろそろお暇しようかという時、
見逃せないくらい、
大毅の呼吸が浅くなってるのに気づいて
…何度も見てるから。
望「おっちゃん呼ぼ。な？」
大毅「…ぉとん、ぃま仕事忙しいから、っ」
望「相当苦しいの、気付いてる？
あかんで大毅、あかん。」
大毅「…でも、っ」
ぼろぼろ泣いた大毅も、
何度も見てるから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2023年3月10日 23時
