今日:17 hit、昨日:36 hit、合計:50,720 hit
小｜中｜大
. ページ13
.
本当は鮮明に覚えてる。
たった一口飲んだソーダの味。
でも案の定咳が止まらなくなって、
美味しさを苦しさで上書きして
だから無理矢理忘れようとした。
今思えば…あー、
美味しかったなぁ。なんて。笑
.
崇裕「目、覚めた？」
大毅「…閉じてたことにびっくり」
流星「こっちはだいぶ焦ったんやけど。」
気づけば自分の部屋で、
…どうやらあれから気を失って、
おとんが抱えて連れ帰ってくれたらしい。
崇裕「喘息でてるなぁ、大丈夫か？」
大毅「…ううん。」
崇裕「ん？」
大毅「…喉、ぎゅうぎゅうする、
…苦しい、おとん、」
本当はこの程度ならいつも我慢する。
でも今そうしないのは、
崇裕「…、ほんまか、どうしよ、」
…所詮僕自身がぬるい人間なんだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2023年3月10日 23時
