今日:1 hit、昨日:20 hit、合計:9,456 hit
小|中|大
きう☆ ページ9
神山side
脅威くん。しげは、裏ではそう呼ばれている。
いや、あれか。淳太くんがボソッと言ってたのがはじまり。
でもな、不思議なことに、淳太くん以外にはまあまあ普通やねん。
あれ?これを慣れと呼ぶのか。。
…ま、いっか、でもな。
脅威くんと呼ばれるにはもう一つ理由がある。
彼はスイッチが切れると、暗い。
まるで電気のようだ。
智「あのー、…重岡さん?何してるん…?」
重「ん?……俺ってな、髪の毛何本あるんかなーって。ちょっと数えてみてた」
智「は……?」
重「1日に抜ける髪の毛の数を1本に抑えたら、俺、将来ハゲへんで済むかも知らんなーって思って。なあ、神ちゃんも髪の毛大事にしーよ?」
智「いや、なんか色々あり得へん話やねんけど」
重「俺はな、不可能を可能にするねん」
そう、ガチの顔で言われて、次の仕事まで真剣に髪の毛を数えていた
無言で。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷぺぱ | 作成日時:2020年3月16日 21時