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きう☆ ページ9

神山side

脅威くん。しげは、裏ではそう呼ばれている。

いや、あれか。淳太くんがボソッと言ってたのがはじまり。

でもな、不思議なことに、淳太くん以外にはまあまあ普通やねん。

あれ?これを慣れと呼ぶのか。。


…ま、いっか、でもな。

脅威くんと呼ばれるにはもう一つ理由がある。


彼はスイッチが切れると、暗い。

まるで電気のようだ。


智「あのー、…重岡さん?何してるん…?」

重「ん?……俺ってな、髪の毛何本あるんかなーって。ちょっと数えてみてた」

智「は……?」

重「1日に抜ける髪の毛の数を1本に抑えたら、俺、将来ハゲへんで済むかも知らんなーって思って。なあ、神ちゃんも髪の毛大事にしーよ?」

智「いや、なんか色々あり得へん話やねんけど」



重「俺はな、不可能を可能にするねん」

そう、ガチの顔で言われて、次の仕事まで真剣に髪の毛を数えていた

無言で。

とおおおおうっ☆→←はちー☆



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作者名:ぷぺぱ | 作成日時:2020年3月16日 21時

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