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side.望
1週間後、
正式に神山智洋が事務所を退所することを
聞かされた。
ペーペーの俺にも、
一応ちゃんと挨拶してくれた神山。
望「神山さんの作った音楽は、
嘘やないですよね？」
そんな中、自分でもびっくりするくらい唐突で、
空気読めないことを言う俺。
神山「、…、ウソ？」
望「あなたにとっては関係のない人でも、
それでも、この世の中には
あなたの音楽を聴いて助けられたり癒されたりしてる人がいるんです。
これからもです。
CD出した以上、これからもずっと、
聴き続ける人がいるんです。」
神山「…
おお。
なかなか重いな。笑」
…、半笑いの神山、
望「、は？、何やねんそれ、っ、」
思わず掴みかかりそうになれば、
立ち塞がる淳太と、
…それを避けて見れば。
…、
崩れ泣く、神山と。
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作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2021年5月19日 0時
