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side.淳太
大毅「…不安定になってね、
僕が入院してる間は
一人で震えて泣いてるんだ、って
崇ちゃんはよく言ってた。」
淳太「…、」
大毅「入院中、
夜中に家、飛び出して
来てくれたこともあったんだけどね。」
淳太「…そっか、」
大毅「…足もとをみたら、
裸足でね、」
…
淳太「…は？」
大毅「…どうしたの、って聞いたら、
クローバー踏み潰して帰るから良いんだよ、って、
…いつもの顔で、言うんだよ。」
淳太「…、っ」
大毅「…それ聞いたら崇ちゃんも心配するでしょ。
それでカウンセリングに連れて行こうとしたの。
…でも、それが駄目だったみたい。
望、怒って、…僕連れて、家出した、」
淳太「…それ、
俺んちに転がり込んできた時の話やったりする？」
大毅「…うん。」
…俺でもきっと、
崇裕さんと同じこと、したと思うんやけどな。
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作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2021年5月19日 0時
