今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:42,823 hit
小｜中｜大
65 ページ16
side.淳太
…、
淳太「…、え？、」
大毅「、…っ、げほっ、っげほ、っ、」
淳太「…、大毅…？」
大毅「…、っぜぇ、っ、
…、っん、…、大丈夫。」
胸を。
どんどんと叩いて、
必死に咳を押し殺す。
淳太「、ナースコール、」
大毅「…いい。」
俺の腕をぎゅっと掴む手は
大毅「…どうすれば良いのか、ね？
分かんないの。もう。」
こんなにも。震えているのに。
.
淳太「あのさ、
崇裕さん、…って、知り合い？」
瞬間。
大毅はぱっと、明るい顔をした。
大毅「…、崇ちゃん？…会ったの？」
…、あぁやっぱり、
きっとあの話は嘘やないんやろう。
だってさ、
大毅がこんな顔して笑うの、
ずっとずっと。見てなかったから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 310人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2021年5月19日 0時
