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side.崇裕
ばあちゃん家に着く頃には
大毅は涙を引っ込めたけど、
でも、顔は真っ白で。
タクシーを降りる瞬間、
バランスを崩して転びそうになって、
慌てて身体を支えた。
大毅「………。ごめん。」
崇裕「疲れたんやろ」
大毅「…大丈夫」
崇裕「歩ける？」
大毅「大丈夫」
立ち上がってすたすた歩いて行ってしまう大毅の
背中を慌てて追いかけた。
…やっぱり。頑固や。
…、俺には。
ばあ「…まあまあまあ、
おかえりなさい。」
大毅「ただいま」
ばあちゃんは。
大毅の充血した目と真っ白な顔を見て察したのか、
何も言わずに寝室に連れて行った。
ばあ「…なんや、おつかれさまやね。」
崇裕「大毅は？」
ばあ「お薬飲んで寝たよ。具合悪そうなら病院行かんとあかんねぇ。」
崇裕「泣いとってんよ、タクシーで」
ばあ「…そう。
昨日は？楽しかった？」
崇裕「おん。おとんも元気そうやったわ。」
ばあ「それなら良かった。」
それからは他愛もない話をして、
俺はじいちゃんの畑を手伝いに行った。
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ぷぺぱ(プロフ) - akairo さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！楽しんでいただけるよう、頑張ります(^^) (2021年2月24日 22時) (
レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
akairo - 新しい作品おめでとうございます！ぷぺぱ様のお話ほんとに大好きなので、とっても嬉しいです！これからも楽しみにしています！！ (2021年2月24日 1時) (レス) id: ab33b844c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2021年1月28日 6時
