HALO！

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side.崇裕


おとん「寝たな、大毅。」


しばらくすると、スースーと寝息が聞こえてきた、





おとん「寝てれば酔わへんな。良かった良かった」



崇裕「そうやな。笑」


おとん「最近どうなん？田舎暮らしは。」


崇裕「大毅、元気そうやで」


おとん「ちょっと日に焼けたもんなぁ」


崇裕「…そうかぁ？笑」


俺には全然分からんけど。笑


おとん「崇裕は。最近何してるん？」

崇裕「…まぁ、釣りとか」


おとん「…、

お前、引っ越してから言うこと一緒やんか、笑笑」


崇裕「…悪かったな、笑」




おとん「…まあ、楽しそうで良かったわ。」


一気に車内が静かになる。



こういう時、何話せばええのやっけ。




崇裕「おとんはどうなん、最近。」


おとん「俺？」

崇裕「うん、俺。笑」


生活環境が変わっておとんは
どうなるんかと思ってたけど、


相変わらず小綺麗にしてるし、

顔おんなじ俺が言うのもあれやけど
スーツ着こなしてるおとんはまぁまぁ

カッコいいと思ってる。笑



おとん「まぁ相変わらずよ。


人付き合いが増えたくらいや。
なんせ一人やからな、笑」




崇裕「…寂しかったら田舎来ぃな。」


おとん「一丁前やなぁ、笑」

どの口が言っとんねん、って感じやな。笑



おとん「…まぁ、

俺もちょっと、子離れの練習、しなあかんなぁ、とね。

もちろん良い意味での、な？」




崇裕「……、そうなんや。」


おとん「…そう。」

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