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side.崇裕
淳太おとん「血痰やね。」
崇裕「…大丈夫なんですか、…それ、」
大毅の治療が終わり、中間先生に話を聞いた。
…運ばれる前に見た、
ぽつぽつと赤い血がついた、水色のパジャマ。
淳太おとん「痰と一緒に血が出てきてたんよ。
喉が荒れてるから。咳のし過ぎやね。」
崇裕「…、」
淳太おとん「なかなか、いじわるな喘息やね。
でも、崇裕くんがすぐにナースコール押してくれたから、良かったよ。」
崇裕「…、ほんまに、っ、いじわるやと思います、」
…、俺が泣いてどうすんねん。
淳太おとん「今は、ピークにしんどい時やと思うよ。
しっかり乗り越えられるよう、こちらもサポートするから、」
淳太のおとんは俺の肩をぽん、と優しく叩いてくれようとした
崇裕「…、あは、」
んやけど。
淳太おとん「…すまんね。笑」
その手はずる、と思い切り滑っていったのでした。笑
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ぷぺぱ(プロフ) - akairo さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんでいただけるよう、頑張ります(^^) (2021年2月24日 22時) (レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
akairo - 新しい作品おめでとうございます!ぷぺぱ様のお話ほんとに大好きなので、とっても嬉しいです!これからも楽しみにしています!! (2021年2月24日 1時) (レス) id: ab33b844c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぺぱ | 作成日時:2021年1月28日 6時