17 ページ18
side.崇裕
智洋「…はーまーちゃん」
ゆさゆさと雑にゆすられる、
崇裕「…んー…、」
気づけば俺は学校に来ていて、
時計を見ると時計の針はてっぺんを指していた。
智洋「なんか食べんと元気でんよ？」
机に突っ伏してやる気の出ない俺に
おかんのように世話を焼いてくれてる智。
淳太「…きっと大丈夫。
おとん、呼吸器系の病気は詳しいから。」
崇裕「…おん」
きっと大丈夫。…それは、わかってる。
病院についてしばらくしたら、
ばあちゃんから
学校に行っておいでと言われた。
病院にはばあちゃんが付き添うから、
っていうのと、
多分俺の顔見てばあちゃんが気にかけてくれたのもあると思う。
俺がどんな顔してたのかなんて分からない。
けど、多分、
情けない顔、しとったんやろう。
望「�陲舛磴鵝△�見舞い行くわな」
年下に優しい顔でそう言われたらさ、
淳太「ええけど、病院では静かにしろよ」
望「分かってるもんねーだ！」
なんでここの人たちは、
みんな、自然に人を思いやることができるんやろうって、
…少なくとも俺はそうじゃない。
そんな自分が嫌になった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷぺぱ(プロフ) - akairo さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！楽しんでいただけるよう、頑張ります(^^) (2021年2月24日 22時) (
レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
akairo - 新しい作品おめでとうございます！ぷぺぱ様のお話ほんとに大好きなので、とっても嬉しいです！これからも楽しみにしています！！ (2021年2月24日 1時) (レス) id: ab33b844c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2021年1月28日 6時
