安心してよ、嫌いだから

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お昼休み、弁当を食べ終えた私と来都で彼方に聞くことにした。

『彼方、どう言うことだ』

Kn「？何」

『初期メンバーのグループを作ったんだって？なんの理由で作ったのかは知らんが気分が悪い』

Lt「そのグループってなんのためのグループなの？」

彼方は少し黙ってから口を開いた。

Kn「別に、秘密の花園では話せないことを話してるだけだけど」

『秘密の花園で話せないこと？』

Kn「秘密の花園はAが学校の話を振ってくるから瑠奈も有紗もかわいそう」

………かわいそう？学校の話を振ってくるから？

Lt「え、それがそのグループを作った理由？」

Kn「だって、有紗は学校に来てないのにかわいそう。瑠奈は虐められてるから学校のことなんて家でくらい忘れたいはずなのにかわいそう」

『どの口が言ってんだよ、お前は虐められてる所を見ても助けないじゃねーか』

Kn「それは悪いと思うけどわかってるのに話振るのもどーかと思う」

もう、こいつの言い分はわかった。
昼休みも終わるから話をやめて私は授業の準備を始めた。


放課後、帰り道である。
スマホを取り出しグループの会話をひらく。

A今日もお疲れーるなお疲れさまですかなたおつかれらいとお疲れ〜

さて、私がスマホを取り出した理由はこんな挨拶のためじゃない。

かなたねぇねぇ、今日さAんー?かなた秀太のあれ面白かったよねww理科の授業中に試験官ぶっ壊しちゃったやつ!ww



こう言うことです。


彼方。お前の言動一致してないぞ。

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