アイドルを目指す少女はYSP能力者3【妖怪学園】 (ページ20)

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A「だから正直戦うのは
躊躇いましたけど……」

コマ「そうだったんだ…」

A「茶李井さん、キョンシー達には
わかっていたんですよ。
貴方のチョコは人を笑顔にする力がある。
だから、もう一度頑張ってみませんか……?
この子達の為にも……」

そう言ってAは1体のキョンシーの頭を撫でる。

他のキョンシー達もAの周りに集まった。

A「あと、貴方達のダンスはとても素敵だよ。
私も負けてられないね…!」

Aに褒められ、嬉しそうなキョンシー達。

茶李井「すまなかったヨ…。
私は、もう一度あの時のお前達が食べて
笑ってくれたチョコ菓子を作るネ。
そしていつか、お前達だけでなく
お客さん全員を笑顔にしてみせるヨ」

茶李井を見て再び踊り出すキョンシー達。

するとキョンシー達は虹色の妖気に変わり、

Aのウォッチに吸い込まれて

3枚のメダルが現れた。

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ー数日後…。

A「こんにちは……!」

ジンペイ「キョンチョコくださーい!」

A達はエマを連れ、店内にやってきた。

ジンペイ「サンキュー! ほらよ、エマ!」

買ったチョコを早速エマに渡すジンペイ。

エマ「えっ…あっ…ありがとうございます///」

フブキ「Aもラント先輩に渡しちゃったら?」

A「なななっ……///
そんなの無理ですよっ……///」

マタロウ「キョンシー達、
姿を見せるようにしたんですね?」

茶李井「皆、うちのマスコットキャラクターとして
店を手伝うって言ってくれたのヨ!
お陰様でキョンシーエクササイズも大流行ヨ!」

フブキ「罪悪感無しで美味しいチョコが
食べられるなんて最高だもんね?」

九尾「女性はそう思うのかい?」

フブキ「思う思う! ね～♪」

エマ「えぇ♪」

A「おいで、ポルカ…!」

ポルカと一緒に仲良くチョコを食べるA。

ポルカ「美味しいですわ!」

A「だよね…♪」
《けど……明日からまたダンスでカロリー消費しなきゃ……》

マタロウ《こうして【たまたま】…
いや【またまた】Y学園七不思議の
真相が明らかになった。
残るは2つ、楽しみなような、怖いような…。
一体、どんな不思議なんだろう…?》