アイドルを目指す少女はYSP能力者8 【妖怪学園】 (ページ5)

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コマは図書館で一緒に居た女子生徒、

大空サオリとの出会いを皆に話していた。

コマ「えっと…初めて会ったのは
1週間前かな…?」

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コマは図書館で読みたい本を選んでいると、

突然後ろから声を掛けられた。

?「あ、あの…」

コマ「…?」

?「もしかして…よく美月Aちゃんと
一緒に居る小間君ですか…?」

コマ「そ…そうだけど…君は…?」

?「あっ…ごめんなさいっ…。
私、大空サオリと申します。
実は昨日…Aちゃんがうっかり
イヤホンを落としていて…本当はすぐに
届けに行きたかったんですけど…
すぐに姿が見えなくなって…
その後もタイミングが悪くてなかなか会えなくて…」

コマ「…! そういえば今日の朝…
お気に入りのイヤホンを何処かに落としたって
言って悲しそうにしてたな…」

サオリ「やっぱり…!
これ、Aちゃんに返してあげてくれませんか?」

そう言ってサオリはAが落とした

お気に入りのピンクのイヤホンを

コマに渡した。

コマ「う、うん…わかったよ…!」
《Aさん…このイヤホンでよく
音楽聴いてるもんね…。
いつも大事そうにしているし、
落としたって知った時は
本当にショックだったんだろうな…》

サオリ「じゃ、じゃあ…私はこれで…」

サオリはそのまま立ち去ろうとする。

コマ「あっ…待って!」

サオリ「えっ…?」

何故かサオリを呼び止めてしまっていたコマ。

コマ「じ…実は…相談があって…///」

サオリ「…?」

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サオリ「なるほど…それはズバり…恋ですね?」

コマ「えっ///」

サオリ「コマ君は、Aちゃんの事が
好きって事ですよ?」

コマ「そ…そうなのかな…?///」

サオリ「…自覚してなかったんですか…?」

コマ「う、うん…///
Aさんは…可愛くて優しくて…
歌もダンスも本当に上手で…///
僕、初めて会った時からずっと
Aさんから目が離せなくなって…///」